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ドラえもん全話制覇!〜全集3巻その3(0169〜0192話)

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集3巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集3巻その2

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

【ドラえもん3(3/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1963年生まれ(1970年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」
0169 お客の顔を組み立てよう 小五74年04月号 4巻 8
よくドラマで出てくるけど、モンタージュってどんくらい上手にできるもんなんだろ? おいら、有名人の顔でも、パーツをばらしたらそこまで覚えてないんだよな。そう考えると、ほぼ完璧な顔を完成させたのび太には才能があるんじゃないかと思う。
0170 いやな目メーター 小五74年05月号 プラス2巻 6
いやな目に遭うとメーターが上がり、お金が出てくるというすばらしい機械。ちょっと愚痴を言われただけで120円って。なら幾らでも聞くよ! はっ、お金がもうかることがうれしくなり過ぎて、いやなことも楽しくなってしまわないか…それだけ不安だな。プラス収録作品だけど、これも読んだ記憶あり。
0171 表情コントローラー 小五74年06月号 15巻 8
多分1話しか出てないはずなんだけど、印象に残っているレアキャラ、ムス子さん。常にムスッとしてる。このお話のテーマはいつも笑顔でいれば自然と周りも明るくなるってことかな。子供のころはそうかもしれないけど、大人だと笑顔でひどいことを言う人もいるぞ…。
0172 ツチノコさがそう 小五74年07月号 8
珍しく腹の立つ方向に、のび太が悪賢い。心配させて意図的に人を操るのはよくないよね。「ドラえもんの言うことを聞けばよかった」のコマのドラの表情、何とも言えない。無表情にも見えるし、切なくも見える。ツチノコはやっぱりブサイクでかわいいが。
0173 きせかえカメラ 小五74年08月号 3巻 8
定番アイテム。服一着買うのにも旦那の許可が必要とか、時代を感じるけども。きせかえカメラは、それまで着ていた服の分子をバラバラにして組み立て直す機械と説明されている。勝手に服が出てくるカメラだと思っていた。学んだ。あと、このお話はオチが秀逸なのよね。
0174 虫の声を聞こう 小五74年09月号 プラス1巻 6
プラス収録作品。自然を愛したF先生らしいお話。80年代にグリーンドラえもんとかやってたよね。当時よりエコ意識は高まってるかもしれないけど、根本が違うような気がしてならない。人間のためのエコであって、自然のためのエコではないんじゃないかって。
0175 ネズミとばくだん 小五74年10月号 7巻 6
久しぶりに優等生じゃないドラえもん! このお話の飛びっぷりは有名だ。そういえば、ドラえもんはハムスターとかもダメなんだっけ? 大昔に行ったとき、でかいネズミはだめだったと記憶しているんだけどね。あとハリネズミとか。どこまでOKか知りたい。
0176 くせなおしガス 小五74年11月号 7巻 6
くせ…おいらは何だろう、頭触るのとか、手いたずらするのとかかな? 口癖もいろいろありそう。くせなおしガスはくせが大げさになるガス。自分で気づいて直そうってことなんだけど、特にのび太の鼻ほじりは、あんなに大きな鼻くそが出たら逆に快感になりそうとも思う。
0177 ロボットがほめれば… 小五74年12月号 8巻 8
名言「よ、よ、よ……。」、このお話だったのね。ロボットが誉めた絵をみんなも誉め出すという道具だが、誉められさえすればいいって残念過ぎるよね。本質は関係ない。そういう意味でも、このお話は結構風刺も入ってるのかな。あと、他人の評価に右倣えってのも。
0178 ケロンパス 小五75年01月号 プラス6巻 6
プラス収録作品。疲れを移す膏薬。サロンパスのもじりなんだろうけど、何でカエル? それはともかく、36人分の疲れって、ヤバいな。当時はまだ問題になっていなかっただろうが、過労死レベルかと。でも、うまく使えば運動したいけど疲れた人と運動したくない人の需要と供給を満たせるね。調べたらケロンパ(うつみ宮土理)も引用元とのこと。ケロンパというあだ名が「ケロッとしているロンパールームのお姉さん」らしい。つまり、「ケロッと元気になる」ことからくるネーミングなのかな。
0179 災難にかこまれた話 小五75年02月号 7巻 6
五年生最終話。何か五年生に入ってからは6ページか8ページの短いお話ばかり。このページ数で起承転結あるのがすごいが、本当はもっと読みたい。特にもっとドタバタしていてほしいのだ。これも6ページだが、オチがすばらしい。F先生のSFって感じで。
0180 カネバチはよく働く 小五75年03月号 8巻 8
お金を集めてくるハチ…ええ子や。だけど、ママが言うように拾得物横領罪になるわけよね。この道具を使えば、どうあっても。あれかな、広い土地を持っていて、その範囲で探せ〜とかやるしかないのかな。そんな土地があったら、細かいお金なんていらないような。
0181 くろうみそ 小六75年04月号 8巻 10
メタ的な会話、そういえばあったね。ドラえもんでは結構珍しい。そういう手法があるってことが子供のころは衝撃的だったな。パパの説教を聞いて鼻息が荒くのび太もらしいし、やってみてすぐ冷めるのもらしい。おいらは苦労って言葉は使わない道を選ぶ。人生はやり込みゲー。これは前から主張していることだが、わざわざ人生を修行にしなくてもいいじゃんってことね。今はゲーミフィケーションという言葉もあるくらいだし。
0182 ニクメナイン 小六75年05月号 8巻 10
憎めない人間になれる錠剤。のび太はもともと憎めない顔だと思うけど、ジャイアンにとってはそうじゃないのね。自分が飲むより憎たらしい人に飲ませるほうがいいかも。イラッとする体力がもったいない。全く逆の効果を持つムシスカンと合わせて、ネーミングセンスが素敵。
0183 進化退化放射線源 小六75年06月号 8巻 10
大好きなお話。今使っている道具を進化させたり退化させたりできる道具。ラジオを進化させたら、いろいろ機能のついている腕ラジオに。iWatchに近いのでは? 進化の描き方はさすが。退化のほうもネズミからオオトカゲまでの過程をたどっていく。ワクワクする!
0184 世の中うそだらけ 小六75年07月号 9巻 10
これも好きだった! お薬シリーズ、ギシンアンキとスナオン。 アイスに関するジャイアンの詭弁と、ギシアンになったのび太の詭弁が秀逸。子供のころ何度も読み返したが、大人になった今もだまされそうになる。そして、最後の50円玉の詭弁。ジャイアン賢い。
0185 のび太ののび太 小六75年08月号 9巻 10
タイムマシンネタ。「ドラえもんだらけ」に近い感じ。つくりのうまさやシュールさでは劣るが、これも好きだった。冒頭の午前7時のドラえもんがやってくる場面で、のび太が「きみ、ドラえもんのなんなのさ」と言っている。桃太郎に通じる言葉づかいだ。
0186 トレーサーバッジ 小六75年09月号 9巻 10
うおー、F先生、これも現実になってるよ! GPSですな。個人情報の問題があるけど、技術の上では可能になってるんだもんなあ。F先生に見せてあげたい。というか、F先生が生きてたら、さらにもっと未来の道具を思いついているのかもしれないね。それ見たい…。もちろん、おいらも未来を想像したい!
0187 王かんコレクション 小六75年10月号 9巻 12
0117と同じ道具。メジャーアイテム以外で何度も出てくるのは珍しいかも。このお話の流行性ネコシャクシビールスにリアルでかかったのはおいらだ。これを読んで興味を持ち、王冠を集めた。種類は少なく、おじいちゃんの飲むキリンビールの王冠ばっかだったけど。
0188 ベロ相うらない大当たり! 小六75年11月号 12巻 12
占いなんか信じず、自分の信じた道を行け!というメッセージが熱いお話。前半は同意。後半には、必ずしも成功しなくてよい、もつけ足したい。成功しなくても自分の道を行くことに意義があると思うから。さまざまな生き方があっていいと思うんだよね。
0189 自動販売タイムマシン 小六75年12月号 11巻 10
ドラえもんに登場する食べ物の中で最も食べてみたいのが、この100年後のお菓子。1粒ごとにジーンと心に染みるってすごい。その割にのび太はピーナッツみたいな食べ方をしてるが。作品中チョコが出てくるが、昔のお菓子を今そのまま食べたらどう感じるのかな。
0190 けん銃王コンテスト 小六76年01月号 12巻 12
男の子たちは夢中になるだろうね。ペイントボールより扱いやすそうだが、気絶するのはまずいような…。このお話に出てくる空気ピストルは液状で、指に塗って使う。1回撃つと、塗り直さないと同じ指では撃てないので、指にはめるやつより戦略が必要だ。
0191 ニセ宇宙人 小六76年02月号 10巻 10
のび太をだましたジャイアンとスネ夫を懲らしめるお話。ちょっと懲らしめ過ぎな気もするけど。偽物っていっても、ドラえもんの出した道具なのできっとリアルだろうし、本気で怖いと思うんだよね。でも、大人たちはだれも信じてくれない…これが一番怖いよね。
0192 シャラガム 小六76年03月号 プラス3巻 10
プラス収録作品。これも好きだったのに、普通のてんコミには入っていないんだね。冒頭、決心したのび太の姿がかっこいい…というか笑える。小六最終話なので、ものごとをやり通せ!というメッセージもあるにはあるが、最後はふんわり終わっているのが心地よい。

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