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ドラえもん全話制覇!〜全集4巻その1(0193〜0216話)

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集4巻その2
ドラえもん全話制覇!〜全集4巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん4(1/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
1964年生まれ(1971年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0193 ★そくせきおとしあな 小一71年04月号 3
てんコミ未収録作品。この年の小一最初の作品は3ページ。輪っかを地面に置くと、落とし穴ができるという道具。出てくるキャラは全員おなじみのメンバーだし、絵もあまり違和感がない。勝手に区分すると、最初期といえるのは1970年のみといえるのかもしれない。てんコミ未収録だけじゃなくて、初単行本化だった。
0194 ★まほうのじゃぐち 小一71年05月号 3
これもてんコミ未収録。小一はほとんどそうね。木につけた蛇口からお茶やジュースが出てくるという夢のような道具だが、オチはお酒…。今だとちょっとうるさいかもしれないね。というより、子供が飲んではいけないものが出る蛇口をとりつけたドラが悪いと思う! これも同じく、初単行本化作品。
0195 かげえごっこ 小一71年06月号 4
これもてんコミ未収録作品。頭で考えたことが影になる道具。これのおかげで、ドラえもんも影絵をつくって遊べる。影で劇をして遊ぶという無邪気なお話だが、4ページという少ないページ数の中で、オチにはF先生らしいひらめきがある。これぞドラえもんという感じ。
0196 変装服 小一71年07月号 4
この服を着て化けたい人をじろじろ見ると、その人になれるという服。本質が変わらなければ、見かけが変わっても意味ないけど…遊びやいたずらには持ってこいだね! ただし、化けた後もほかの人を見るとまた化けてしまうので、現行犯で捕まるような真似はしないようにしよう。
0197 ドラえもんのポケット 小一71年08月号 4
四次元ポケットそのものに焦点を当てたお話。次々と子供たちがポケットの中に入っていき、中で大騒ぎしてドラえもんが怒るという展開。四次元なのに三次元に干渉するの、結構好き。リアルでは二次元で起こることがこういうふうに干渉してくることはないもんな〜。
0198 手品ふろしき 小一71年09月号 4
「たねのない手品」ではほかのところからものを持ってきてしまうハンカチだったが、こちらは思ったものがただ出てくるだけ。ドラやのび太がもう一人ずつ出てきたり、お巡りさんが出てきたり…。これは怖い。って、お話の本筋じゃないんだけど、気になるんだもん。
0199 動物キャンディー 小一71年10月号 6
動物に変身する道具なのでよくある展開なのかと思ったら、キャンディーを食べるだけではなく化けたい動物に触らなければならないとのこと。この制限のおかげで、ドタバタに拍車がかかっている。次はどうなるか予想ができても、おもしろい。特に犬と歩いているマダム!
0200 そっくりクレヨン 小一71年11月号 3巻 5
小一はこれだけてんコミ収録作品。このクレヨンで絵をかくと、かかれたものがそっくりになるという道具。漫画だからいいけど、現実だったらものすごくシュールなことになるよね。というか、二次元だったものが三次元にあらわれたら、その厚みはどうなるんだろう。
0201 クリスマスツリーのたね 小一71年12月号 4
てんコミ未収録。もみの木の種だったら普通じゃんって思ったけど、そこはやっぱドラえもん。飾りもプレゼントもついたツリーが生えてくる。となれば、欲しい! 途中のび太とスネ夫が焼きいもと種を物々交換するんだけど、このモチーフは東西問わずあるよね。
0202 ふくわらい石けん 小一72年01月号 4
この石けんで顔を洗うと、顔のパーツがとれて福笑いで遊べる。のび太の場合、口や鼻のほかにメガネが真っ二つになっていて、その中に目があるっていうシュールさ。また、友だちみんなでやったら他人のパーツをつけてたり、目が3つになってたり。今やると怒られそう。
0203 ★べんきょうねまき 小一72年02月号 2
うお、見開き2ページの作品。これまでで一番短いね。小一もそろそろ終わるのに、何で今ごろ? お話は、これを着て寝ると寝ながら宿題できるという道具。のび太にとっては念願の道具である。それゆえ、あまりメジャーにはできない道具だったのかもね。
0204 ★ロケットガム 小一72年03月号 2
こちらも見開き2ページの作品。一応ツイートでは、タイトルを合わせて残り文字数1桁台を目安に書いているのだが、2ページの作品は難しいので、こういうことをだらだら書く次第。このガムを噛むと飛べるのだが、その飛び方がメロディガス的なあれ。噴射よね、ある意味。
0205 どこでも大砲 小二72年04月号 6巻 6
外国は無理だけど、どこでも飛んでいけるっていう人間大砲的道具。どこでもドアのほうが安全だと思うんだけどねー、当時はまだ持っていなかったのかな。パパが使ったときには、何で目的地でなく新幹線にしたんだろ…。新幹線の屋根の上じゃ数秒で死ぬよね!
0206 バッジを作ろう 小二72年05月号 5巻 6
バッジコレクション自慢大会。1個で4番!と言ってるのび太がだれにも相手にされず、悲しい。で、出してもらったのが、被写体のバッジが出てくるカメラ。これは欲しかった。バッジって子供にとっては宝物だ。おいらも映画館でもらったドラのバッジ、大切にしてたなあ。グリーンドラえもんのバッジを持ってた。大切にはしてたけど、実家にももうないかな…。
0207 ウルトラミキサー 小二72年06月号 7巻 6
2つのものを1つにしてしまう道具。犬と猫でも、ツボと浴槽でも何でもOK。これはうまく使えばすごく便利なのに、何でトイレと冷蔵庫を一緒にするかな。冷蔵庫にはやはりレンジあたりがよいのでは? トイレは何だろう…お風呂? ただのユニットバスじゃん!
0208 ★オバケせんこう 小二72年07月号 6
初単行本化作品。オバケの形を考えながら線香を吹くと、そのオバケが具現化する。このオバケ、自分の意思を持っているのが厄介なところだが、全篇を通して妙に人間っぽくて憎めない。そして見た目ほど怖くもない。余談だが、のび太が最初に出したオバケはオバQだった。
0209 お返しハンド 小二72年08月号 6
てんコミ未収録作品。人にされたことを三倍にしてお返しする腕型の道具。去年流行ったあれと似ているが、仕返しではなく、お返しなのがポイント。つまり、悪いことだけでなく、いいことも三倍返しなのだ。個人的には倍返しとかいらないと思うけど。とんとんでいいよ。
0210 おしかけ電話 小二72年09月号 5巻 6
見た目は糸電話。「もしもし」と言うと、もう片方の送話口に移動できる道具。これもどこでもドアがあればいらなそうな道具だ。たしかこのお話にしか出てこない、ジャイアンのままごと好きという設定。「男のくせに」と言われるのは時代なのだろうが、かわいそう。
0211 おせじ口べに 小二72年10月号 1巻 7
名前のとおり、塗るとおせじが次から次へと出てくる口紅。しかし、おせじ口べにの反対側についているのは、これも名前のまんまの悪口べに。どう考えても間違えて塗っちゃうつくりでしょ…。おせじはともかく、悪口の中身をもっと知りたいな。特にママのパパに対する口撃。
0212 引きよせかがみ 小二72年11月号 7
てんコミ未収録作品。お菓子屋の九官鳥が逃げ出した。捕まえた者にはどら焼きを100個くれるという。そこでドラが出したのが引きよせかがみ。ものに鏡から出る光を当てると、それが引き寄せられる。どうもこの光の加減が難しい模様。結局九官鳥はどうなったんだ。
0213 人形あそび 小二72年12月号 10巻 7
「ほねぐみロボット」を人形の中に入れると、人形が自動で動くようになる。自動で動くだけならよかったんだけど、やたら自分たちの意思で動いてしまうんだよねぇ。この前ままごと遊びをドラに見つかったジャイアンが、ところでのび太をからかう資格はないと思うんだけどな。
0214 薬製造機(ふしぎな薬) 小二73年01月号 7
てんコミ未収録作品。材料を入れると薬をつくれる機械。この材料が、例えば風邪ならうちわ、虫歯なら虫取りあみ。つまりはダジャレということである。最初から最後までダジャレで突き通しているのが気持ちいい。ひねりも効いているし良作だと思う。
0215 まほうのひも 小二73年02月号 7
てんコミ未収録作品。これも読んだ記憶があるようなないような。ドラえもんが蛇つかいのごとく笛を吹いて出したのが、まほうのひも。これがやたら万能で、傘にもなれば、乗り物にもなる。ドラえもんの道具の何割かを代替できるくらい便利な道具かもしれない。
0216 ヨンダラ首わ 小二73年03月号 14巻 7
子犬のペロ、かわいい。「ペロ! 生きかえって」は71年なので、時系列が逆だが、ドラえもんでそれを言うのは野暮というもの。2つ前のお話がキレのいいダジャレ満載だったので、このお話のオチはちょっと物足りない気がする。子供のころは感じなかったけど。

 

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