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ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その2(0289〜0312話)

 

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん5(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1965年生まれ(1972年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0289 山びこ山 小三74年04月号 6
てんコミ未収録作品だが、記憶にある。前にしゃべった言葉が返ってくるという道具。山びこだから返ってくるという表現だが、まあ再生ってことね。言った言わないの議論になったときは便利かもしれないが、そもそもそんなことが論点になってる時点でつまらん議論だとも思う。
0290 こいのぼり 小三74年05月号 6巻 6
雲の池をつくって鯉のぼりを育てるという、すんごい限定的な使い道しかない道具。でも結構好きなんだよな、エサが柏餅とかって遊び心もあるし、子供の鯉のぼりはかわいいし。ところで、昔から思ってたんだけど、スネ夫に鯉のぼりを借りて運んでいるドラの目が怖い。
0291 こいこいマークでお中元 小三74年06月号 6
てんコミ未収録作品。これも何となく覚えているけど、ママの機転オチは記憶になかったな。こいこいマークを道に貼ると、その矢印に沿って人が進んでいく。スネ夫の家の玄関からのび太の家までお中元を運ばせようというドラの発想が乱暴でおもしろい。
0292 うちのプールは太平洋 小三74年07月号 5巻 7
シネマランという薬を飲むと、空間が広がったような錯覚を起こす。プールのかわりとして、お風呂に「いっしょに入ろう」と言ってしずちゃんを誘うわけだが、狭いお風呂だと、物理的に人と人がぶつかってしまうんじゃないかなあ。錯覚ではどうにもならなそう。
0293 ゾクゾク線香 小三74年08月号 プラス2巻 6
プラス収録作品。8月らしい怪談ネタで、この線香の煙をかぐと、むやみに怖くてたまらなくなる。これはおいらには必要ない。いつもむやみに怖いから! のびドラが部屋に土足で飛び込む場面が出てくるのだが、ドラの足跡もついている。3ミリ浮いている設定はまだみたい。
0294 エースキャップ 小三74年09月号 6巻 5
これは欲しい道具だ! 特にオチの、自分で自分を投げるというやつ。交通費いらずじゃん! でも、本来の使い方じゃない以上、落下したときが悲惨な気もする…。自分が地面に直撃なのはもちろん、このお話だとしずちゃんにも直撃するから、悲惨どころか惨事だよ…。
0295 引っ越しひも 小三74年10月号 5
てんコミ未収録作品。初読。ひもの両端で入れかえたいものに触れて「ワン、ツー、スリー」と言うと、本当に入れかわる道具。いや、必ずしも「言う」ではないのか、オチは。そのオチはダジャレなのだが、くだらなくて笑ってしまった。冒頭のスネ夫の手品の種がわからん。
0296 カキどろぼう 小三74年11月号 4
てんコミ未収録作品。近所の柿の木から実を採ろうとしたら怒られたので、庭に柿の種をまくという気の長い話。でも大丈夫。そう、タイムマシンならね。というわけで、ドラえもんではよくあるネタ。ストーリー的にも想像つくし、目新しいことはないかな…。
0297 オトコンナを飲めば? 小三74年12月号 8巻 6
自分がどうありたいかとか関係なく、役割が決められることにはストレスしか感じないね。そういう意味では、この物語で描かれる男と女が完全に入れかわることはあんま意味がない。役割が入れかわっただけだから。今の子供たちも男/女らしくって言われるのかなあ。
0298 テスト・ロボット 小三75年01月号 7巻 5
正式名称は「反応テスト・ロボット」。反応を試したい相手の顔をかいてテストできるんだけど、そもそもちゃんと認識してくれる顔をかく自信がない。そして、いろんな反応を試せるのはいいが、そのたびに殴られるなら一発勝負で殴られたほうがいいような…。
0299 グラフはうそつかない 小三75年02月号 8巻 4
正式名称「正確グラフ」。人の名前を書いて、グラフ化したい項目、例えば「力持ち」とか「頭のよさ」とかを書くと、棒グラフになる。友人たちと議論になったもののうち「ハンサム」だけ結果がわからないんだよな。のび、ジャイ、スネ、どんぐりの背比べ過ぎる。
0300 夜を売ります 小三75年03月号 10巻 4
「ドラえもん対ガチャ子」で出てきた、つけると暗くなる電灯。ドラは使い道がないと言っているが、おいらは欲しいな。そもそも明るいのがあんま得意じゃないので、薄暗くできるだけでも大分違う。お話の中でもいろんな場面で大活躍だし、現実にできないかな。
0301 ハリ千本ノマス 小四75年04月号 10巻 9
これ好きだったな。ハリ千本バッジをつけているときにうそをつかれると、相手はそのうそを本当のことにしなきゃいけないという道具。のび太が毎年エイプリルフールにだまされるからなんだけど、しずちゃんが善意で、まさかあんなうそをつくとは…という。
0302 ゆっくり反射ぞうきん 小四75年05月号 8巻 8
いたずら以外の使い道があるとは思えない道具。確かに監視カメラがわりにはなるけど、鏡をぞうきんでこするという労力を考えれば、普通の監視カメラのほうが楽そうだ。こういう本当に無駄な道具が出てくるのは久しぶりじゃないかしら。解除方法もわからんし。
0303 ジ〜ンと感動する話 小四75年06月号 9巻 11
さっきは無駄な道具も好きって書いたけど、今度は使い道のありそうな道具なのに、いちいちくだらない上、オチもひどい。もちろんこういうのも大好き。使い道としては、やはり校長先生や企業の役員に使わせたい。けど、やつら話がつまらないとは思ってないかもな…。話がつまらないと思っていなそうだから、この道具を使おうと提案するのも難しいねって意味です。
0304 デンデンハウスは気楽だな 小四75年07月号 9巻 9
これ憧れだった! でも、デンデンハウスの外側しか描かれていないから、内部がどういう感じなのかわかんないんだよねぇ。のび太の感想ではかなりよさそうだけど。ところで、なぜしずちゃんはよりにもよってのび太にノートを借りたんだろう…。
0305 無人島の作り方 小四75年08月号 9巻 13
ママが「家賃が上がった」って言うけど、のび太の家って借家じゃないよね…? 代々住んでる家のはず。建てかえのローンならわかるけど。まあそれはそれとして、無人島をつくるっていうのは憧れだった。ラストは夢がないというか、管理されてるんだなって感じだけど。
0306 ぼく、桃太郎のなんなのさ 小四75年09月号 9巻 37
子供のころからの本音をいうと、長い割にそんなにおもしろくないような。のび太が桃太郎になる必然性がある気がしなくて。久々に読んでもその印象は変わらなかった。おいらが読んだり観たりしたのは大長編のほうが先なので、どうしても比較してしまうのかも。恥ずかしながら、タイトルの元ネタが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」から来てるのに今まで気づきませんでした。
0307 のび太放送協会 小四75年10月号 14
てんコミ未収録作品。のび太放送協会でNHK。こっちは本物のテレビを使うが、「かがみでコマーシャル」などと似た展開。テレビネタは最終的に広告ネタになるんだな、と。当時の最大メディアはテレビだったわけだけど、ネットだったらF先生はどう描いていたのかな。
0308 おそだアメ 小四75年11月号 10巻 9
1粒で10分間、音の伝わり方を送らせるアメ。元ネタ浅田飴は50個入り。その数に合わせると、のびドラが4個舐めているので、ジャイアンは46個。夜中の2時に音が鳴り始めるということは、18時20分がリサイタル開始時間。浅田飴よりたくさん入ってるのかな。
0309 見えなくなる目ぐすり 小四75年12月号 10巻 8
これ好き。のび太が最後まで勘違いをし続けるのがおもしろい。のび太は自分が透明になる目薬を欲しがったのだけど、ドラえもんが渡したのは周りの人が見えなくなる目薬。タイトルだけならさらに目が見えなくなる目薬とも読み取れる。日本語っておもしろいなあ。
0310 もしもボックス 小四76年01月号 11巻 9
ドラえもん全道具の中で最強の道具だと思っているのがこれ。このお話では「たこあげや羽根つきのない世界」というかなり小さい使い方だけども、ある意味何だってできる道具だからね。新しい世界では、たこあげは引きずってこそ上級者。のび太師匠にはだれもかなわない。
0311 百年後のフロク 小四76年02月号 10巻 9
これワクワクした! 有名な「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう」はこのお話。子供のころは高校生にでもなればわかると思ってたのに…。ここで提案。このお話の100年後の2076年までに、このクイズを成立させようぜ! クイズとしてもだけど、ドラえもんがばかウケしてることが重要。つまり、シャレも効かせなければならないのだ。高いハードルだが、頑張ろう。まあ、2076年にはおいら99歳なので、多分生きてないけど。
0312 三月の雪 小四76年03月号 プラス5巻 11
プラス収録作品。お天気ボックス再登場。壊れていたお天気ボックスをのび太が殴る蹴るすると雪が降り始める。「雪が降ると困る人もいる」という視点に自分で気づけるのび太は立派だね。責任は自分にあると思い詰めるてさ。意外と上に立つ者の素質があるんじゃね?

 

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