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ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その3(0313〜0336話)

 

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集5巻その2

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん5(3/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1965年生まれ(1972年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」
0313 からだの部品とりかえっこ 小五76年04月号 11巻 8
人体とりかえ機。まんまなネーミングの道具である。最初のほうはまだ体が入れかわっただけだが、どんどんカオスになっていく。しずちゃんの足でドラえもんの体重は支えられないと思うんだけど…。少なくとも軽やかに走るのは無理なんじゃないかしら。
0314 おすそわけガム 小五76年05月号 11巻 8
これ、子供のころはすごく欲しかったんだけどさ…。ものの味をおすそ分けしてもらうのはいいよ、でも味ってことは匂いもでしょう? つまり、口臭もついてくるんじゃないのかと。ほら、別にひどい口臭じゃなくても、普段と違うにおいって気持ち悪かったりするじゃん。
0315 騒音公害をカンヅメにしちゃえ 小五76年06月号 15巻 8
少年マンデーが130円なのに驚く。調べたら今の同じような少年誌の半額以下。自分が生まれたころと比べ、そんなに物価が違うとは…。大して変わってないと思ってた。蓄音機型の吸音機で音を吸い込む。これは便利だね。たまに工事の音とか勘弁してくれってことがあるから。
0316 よかん虫 小五76年07月号 12巻 9
ドラえもんには悪いけど、のび太の巻き添えを食うオチは大好きである。おいらはのび太にも負けないくらい超ネガティブだが、よかん虫は本当に効くと知っているので、きっといい感じで使いこなせると思う。だとしたら、なかなか万能な道具なんじゃないか、これ。
0317 トロリン 小五76年08月号 45巻 9
45巻収録作品。この話も知らなかった。やっぱり45巻読んでないっぽいな。ページによって、結構絵が違うところがある。76年当時のものと、後期のものとが混ざっているんだろう。ラストのジャイアンの変質者っぷり、「ウヒウヒ」言っててヤバい。小学生なのに…。
0318 あいあいパラソル 小五76年09月号 12巻 8
道具の説明をしているときに、ドラえもんがのび太に惚れそうになる…。ドラの顔が何とも言えん。何気に矢部小路くんの顔を明かさないという演出が心憎い。ま、ドラえもんの世界のイケメンって、イケメン?って思うことが多いからねぇ。時代もあるだろうけど。
0319 呼びつけブザー 小五76年10月号 プラス2巻 8
プラス収録作品。うーん、読んだことあるような、ないような。オチの記憶が薄いから、別のお話とごっちゃになっているのかも。名前のとおり、だれでも呼びつけられるブザー。おいらもものぐさだが、呼びつけてまで人と会うべき用事がないな。メールでいいもん。
0320 マジックハンド 小五76年11月号 13巻 8
「しずちゃん、気をたしかに……」が何気にツボなこのお話。マジック○○シリーズが2つ出てくる。枠外には口もある。これならおすそわけガムよりきれいそうでいいな。マジックハンドともぐら手ぶくろの形状はかなり似ているが、手首のところが違うので気をつけよう。
0321 オーバーオーバー 小五76年12月号 13巻 8
着るとあらゆるできごとがオーバーに感じるようになるオーバー。結構斜めな方向にオーバーになるのがおもしろい。犬がライオンとか、ダンプカーが恐竜とか、ミミズが大蛇とか。種が違うのに、しずちゃんよく元ネタがわかるな。あと、オチがエロいけど秀逸。
0322 お金のいらない世界 小五77年01月号 13巻 8
もしもボックス再登場。憧れの世界だが、何か違う。「お金のいらない世界」と言ったのがまずかったのか、ものを買うとお金をくれる。貧しい野比家の押し入れはお金でパンパン。お金がないほど金持ち。もうよくわからん! 頼むときは「お金のない世界」と言おう。
0323 七時に何かがおこる 小五77年02月号 13巻 8
ミニチュア鳥居って感じのみちび機。完璧に当たる占い。占いは信じてないけど、ここまで具体性があって、しかも絶対当たるなら、信じないわけがない! お話の中では3回しか占っていないのが残念。もっとどんどん占って、怒濤の展開というのが見たかった気もする。
0324 ころばし屋 小五77年03月号 13巻 7
何気に人気のある「ころばし屋」。ドラえもんの道具だけど、サブキャラ的な魅力があるのだ。10円で転ばせてくれるのはいいが、あまり「転ばしたい」レベルの対象がいないのが残念。大人なので、恨まないか、本気で恨むかのどっちか。後者なら転ばす程度じゃ足りない。
0325 階級ワッペン 小六77年04月号 15巻 10
さらっと「昔の軍隊は、こんな風にむちゃな命令でむちゃな戦争をはじめたんだね」。軍隊の気持ち悪いところって、上官の命令は絶対っていう、まさにこのお話で描かれている部分。支配する側にとっては都合がいいんだろうけど、自分を殺してまで守るべきものって何だろう。
0326 ナイヘヤドア 小六77年05月号 15巻 12
これ欲しい。このドアを取りつけると部屋ができてしまうというすばらしい道具。外から隠すために、毎回ドアを外さないといけないのは不便だが…。ん、宅配便とかも住所を書けないから難しくなる? 通販生活ができないと家がいくらあってもダメだわ、おいら。
0327 ミニカー教習所 小六77年06月号 14巻 10
子供のころは車の運転に興味があったので、これはワクワクするお話だったな。当時はミニカーだけど、今人気が再燃しているというミニ四駆だったら。あのサイズで時速100キロとかの世界なんでしょ? あれに乗れたとしたら、F1より速い計算になる。死ぬわ。
0328 へやの中の大自然 小六77年07月号 20巻 10
ママの留守中に部屋を山奥に改造してしまうお話。ドラが丁寧に釘を刺したにもかかわらず、のび太は友人たちを呼んでお金もうけ。その中のサファリ帽をかぶったおっさんが気になる。いや、身長からすると少年なのか…? オチはギャグながら皮肉も効いている。
0329 サハラ砂漠で勉強はできない 小六77年08月号 16巻 10
道具名は「観光ビジョン」。世界中の景色を映し出せるのだが、気温などが変化する描写はない。せめて目や耳だけでもってことなんだろうけど、微妙に使えないな。どこでもドアが以前にも使っている体で出てくるものの、鍵がかかっていて使えない。
0330 パパもあまえんぼ 小六77年09月号 16巻 10
大きくなったのび太を覚えているおばあちゃん。「おばあちゃんのおもいで」は全然違う学年だが、前振りとして機能するんかな。と思ったら、74年に単行本で出ているんだね。なるほど。と内容に関係のないことばかり書いてしまったが、このお話と視点が大好き! のび太のおばあちゃんネタにハズレはないです、ほんと。
0331 オールシーズンバッジ 小六77年10月号 16巻 10
よく考えたら、よくわかんない道具。半径3メートル以内を好きな季節にできるというものだが、春にすると桜まで咲いてしまうことから、気温だけを操作する道具ではないようだ。オールシーズンといいながら、季節ごとの象徴的な現象のみを再現する、限定的な道具。
0332 架空通話アダプター 小六77年11月号 プラス5巻 10
プラス収録作品。相手の反応が気になることって多いから、これは便利だなあ。この電話なら、電話がキライなおいらでも使える! あと、最後のほうでのび太が使っていたように、本人の知らないところでけんかをできるのも、ストレス発散になりそうでいいね。ただし、あらゆる反論も跳ね返され、相手の思っていることがすべてわかってしまうと、それはそれで人間関係にヒビが入りそうだ。
0333 ぼくを止めるのび太 小六77年12月号 プラス1巻 10
プラス収録作品。のび太がタイムマシンで過去を変えようとする話。オチがちょっと説明不足かも。こんがらがり過ぎて両方混ざっちゃったってことなんだろうけど、そう考えるとちょっと怖い話。ところで、カップラーメン10個食べるというのび太の夢…やってみたい。のび太は4個しか食べられなかった。おいらは何個できるかなあ。
0334 自家用衛星 小六78年01月号 17巻 10
偵察衛星やエコー衛星、気象衛星に混じって、さらっとカクミサイル発射衛星を出すドラえもん。核?と思ったら、そうだ、角だった! 物騒なことにかわりはないが、とりあえず痛いだけ。全世界がカク武装すればいい。国民同士でなく、各国首脳が自ら痛みを体感すればいい。
0335 ドロン葉 小六78年02月号 16巻 12
しずちゃんの犬の名前がシロ。ペロはどこ…ぐすん。まあそれはいいんだけど、しずちゃんちの裏の虐待されている犬、ベソがかわいそ過ぎる。最後はいいお話で終わるものの、途中がきつ過ぎる。虐待する人間が心を入れかえるなんて、その場だけ。どうせまたやるに決まってる。
0336 あの日あの時あのダルマ 小六78年03月号 18巻 10
またもや涙で画面が…。これまた有名なお話。小六最終話は本当に名作ぞろいだ。説教臭くなく、優しいメッセージ。「転んでもいい、起き上がれ」なんて、それだけ取り出すとJ-POPみたいで気持ち悪いんだけど、なぜ素直に入って来るのか。この辺も探りたい。一つには、F先生のメッセージに対する信頼があるから、かな。

 

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