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ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その2(0422〜0446話)

 

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん7(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1967年生まれ(1974年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0422 ジャイアンの心の友 小三76年04月号 11巻 7
ジャイにいじめられて帰ってきたのび太を、意地悪されるたびに親切にしてやればいいと諭すドラ。これはドラが悪い! 一見優しい行為に見えるが、その実だれのためにもなっていないからねぇ。ジャイはジャイで裸の王様だし、のびもただのごますりだし。
0423 ドロン巻き物 小三76年05月号 プラス2巻 4
プラス収録作品。のび太ってこんなにお風呂嫌いだったっけ。巻物っていうか、巻物型の容器なのかな、これ。ふたを開けると煙が出てきて、姿を消せる。ちょっとオチが無理矢理な感じがあるかな。パニックになったとはいえ、目が見えなくなっているわけじゃないはずなので。
0424 ウラオモテックス 小三76年06月号 12巻 7
スネ夫のクズ度、恐らくこのお話が最高なんじゃないか?ってくらいクズ。長年のドラファンでもイラッとするレベルである。だけど、せっかくいい道具を出してもらって、別ルートをたどれるかに思えたのに、結局のび太にとってはバッドエンド。このオチは秀逸だと思う。
0425 カミナリになれよう 小三76年07月号 12巻 4
雷が怖いのは音とか光じゃなくて、電流だよね、本来。のび太が慣れたのは前者だけなのに対し、何も悪いことをしていないパパは雷を落とされているので、酷だ。それ以降、いたずらモードに走るのかと思えば、ジャイアンや犬を懲らしめる神モード。ちょっとちぐはぐ。
0426 ペットそっくりまんじゅう 小三76年08月号 12巻 6
このお話好き! ペットは飼い主に似るというが、実際のところ、シンパシーを感じるからその生き物を選ぶっていうところもあるんじゃないかな? もちろん個体差はあったりするけど、その生き物の基本的な性質というか。カメの間抜けな感じが好きだもん!
0427 みらいラジオ 小三76年09月号 プラス1巻 5
プラス収録作品。未来的なラジオではなく、その部屋の未来の音が聞けるラジオ。よく考えたらラジオでさえないな。未来録音機というか、再生機というか。見た目もどちらかというと蓄音機だしね。お話の展開もオチも、ちょっと既視感あり。しずちゃんが薄情なのは笑えた。
0428 チョージャワラシベ 小三76年10月号 13巻 7
これはすごく欲しかった道具だ! 何かの対価でものを得るのは、金銭が介在するよりわかりやすくて好き。ま、スタートがわらしべなので、のび太は歩き回っているだけ、その対価としては大きい気もするけど…。おいらも歩くので、わらしべ欲しい。欲しいのは金です。
0429 ちく電スーツ 小三76年11月号 13巻 5
これ、使い方によっては発電所いらなくなるよね! 使い方を誤ると結構危ないけど、これを大人全員が着ることを義務づけたら、電気を使う人間が平等に危険にさらされるわけで、一部の人たちだけが割を食う、もしくは甘い汁を吸うわけじゃないからね。ぜひ開発すべき!
0430 サンキューバッジ 小三76年12月号 5
てんコミ未収録作品。これはいい道具! このバッジをつけると、心の底からありがとうと言えるようになる…って説明だけ書くとブラック企業っぽいけど。ありがとうって難しいよね。言いたいし、言ってほしいけど、上辺だけのありがとうもいやだし。これも開発すべき!
0431 ジャイアンシチュー 小三77年01月号 13巻 6
よく映画とか漫画の再現料理ってあるけど、このシチューを再現した人はいるのだろうか…。ってググったら結構いた。やってみたいけど、食べ物は粗末にできないからな…。ちなみに、このお話ではセミの抜け殻は出てこない。そのうち出てくると思うので、待っててね。
0432 念録マイク 小三77年02月号 14巻 6
「このマンガ6ページしかないから」のメタ発言はこれだったか。このマイクを舌に乗せると、思ったことをテープに吹き込める。でも、再生しながら録音したわけじゃないのに、何で歌詞に沿ったヤジを飛ばせたのかしら。これも、6ページなので理屈は後回し!だったのかな?
0433 合体ノリ 小三77年03月号 13巻 7
ドラがヘビとくっついたり、犬とくっついたり…顔だけドラなので、ものすごくシュールである。一見見た目が変わっただけだが、能力も合体するので、中身はどうなっているのだろう。意思は比較的道具を使ったほうのものが反映されているけど、ラストはそうともいえないしな〜。
0434 人生やりなおし機 小四77年04月号 15巻 16
わー、これ欲しいよぉ…! まあ、一番戻りたいのは生まれる前だけども、それが無理なら高1に戻りたい。中学レベルは今でも何とかなると思うが、高校レベルはちょっと自信ないから。今ならもっと勉強に興味を持てるし、すべきこともわかる。昔の脳細胞が欲しい…。
0435 不幸の手紙同好会 小四77年04月号 15巻 5
人に迷惑がかかるからと、手紙を出さないのび太はえらい。迷惑をかけてもいい世の中であるべきだけど、積極的に迷惑をかけるのはまた違うからね。その中で同好会っていうのはいいアイデアだけど、切手代を考えたら、子供の遊びを超えてしまうのが問題だな〜。
0436 ムードもりあげ楽団登場! 小四77年05月号 14巻 10
名作きた! このお話のすごいところって、漫画なのに、楽団が鳴らす音楽が聞こえるような気がするところなんだよね。これはのび太や登場人物たちのの生き生きとした表情と、豊富なオノマトペの力だと思う。セリフがないコマでも、ワクワクするもの。
0437 どくさいスイッチ 小四77年06月号 15巻 16
名作続く。これ小四向けの作品だからね。簡単な日本語で書かれているから、どこかの島国の首相とか、その取り巻きや支持者の人は読んでみるといいと思う。その手の人たちって、人(国)を敵だと認定してそいつを消したとしても、次の敵をつくることに躍起になるから。ってことに気づいてほしいもんだね〜ということね。
0438 大むかし漂流記 小四77年07月号 17巻 15
さて、これはカメを語らねばならないお話だろう。こんなカメが昔はいたのかしら…? 海だからアーケロンかとは思うのだが、四肢がウミガメのそれとは違う。甲羅や顔などを見ると、カミツキガメに近い感じがする。いずれにせよ、日本近海に棲息していたとは思えない。
0439 おかし牧場 小四77年08月号 24巻 12
これ大好きだった! 子チョコがかわいいと思ってしまうなんて…。今のおいらならおかしよりおにぎりを飼いたいけどね。ところで、本作は時間の経過をあらわすためか、のび太のシャツが3パターン出てくる。これまでの作品ではどうだったんだろ。何パターンあるか知りたい。
0440 ネコが会社を作ったよ 小四77年09月号 15巻 10
これも好きだったな〜。おいらが現状を発想の転換で打破するのが好きなのって、やっぱりF先生の影響なんだと思う。読み返してみて、伏線となる「タイマー」や「デンデンハウス」の出し方がさりげなく、見事オチにつながっていくのが気持ちいい。
0441 あちこちひっこそう 小四77年10月号 17巻 10
これも好きだったお話。いろんなところへ簡単に引っ越せるっていうモチーフもだけど、これはやっぱオチが好き。いつもは厳しいママなのに、時々こういう大ボケかますんだよね! 最後のコマ、数時間で何でそこまでってくらいボロボロな服と「神様」に笑ってしまう。
0442 持ち主あて機 小四77年11月号 プラス6巻 10
てんコミ未収録作品。この道具から出る放射線を品物に当てると、その品物が持ち主に似た動きをするという道具。例えば駅の落とし物とかに使えないかと思ったけど、現実にはここまで行動パターンに個性は出ないか…。道具もお話もおもしろいのに、何で未収録なんだろう。
0443 家がロボットになった 小四77年12月号 17巻 10
家の擬人化。これも欲しかった道具の一つ。片づけとかやってくれるし、セキュリティも万全なんだもん!あと何より家が愛おしくなりそう。F先生の描くロボットって、性格や感情があるから好き。家のロボット化は現実になりつつあるけど、その点はどうだろう。でも人間ってその辺柔軟で、性格や感情があろうがなかろうが、動くものには愛情を持って接することのできる生き物でもあると思う。ルンバとかさ。擬人化ってもしかしたら本能的なものかも? まあ、今はまだロボットが珍しいから、これが当たり前になったときどうなるか、だよね。
0444 立ちユメぼう 小四78年01月号 16巻 10
歩きながら夢を見られるというのはどうなんだろう。夢が現実になるわけでなく、現実のほうを夢に合わせるだけなので、そこまで魅力を感じない。夢はしょせん夢でしかないんだもの。だったら現実のままでいいけどな、おいらは。つか、外を出歩くのはさすがに危ないと思う。
0445 ドラやき・映画・予約ずみ 小四78年02月号 17巻 11
これは欲しい道具。お金は払うんだろうけど、期限の切れたオールマイティパスのかわりにもなる。腰痛持ちなので、電車の席を常に予約できるのもうれしいなあ。あとはスーパーのレジに並ぶのとかね、ラーメンとかね、どこからどう見ても庶民だな…。
0446 ドライブはそうじ機に乗って 小四78年03月号 18巻 10
「無生物さいみんメガホン」で何でも催眠術にかけることができる。これは無限大の可能性を秘めた道具だ。お話の中でも、鏡がテレビになったり、掃除機が車になったり。てか、のび太の発想がすごい。2階の窓を1階の窓にするという発想、天才でしょ。

 

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