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ドラえもん全話制覇!〜全集8巻その2(0490〜0513話)

 

8巻の3〜4年生分。

 

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集8巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集8巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん8(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1968年生まれ(1975年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0490 家がだんだん遠くなる 小三77年04月号 14巻 9
子供のころは怖かったお話。今は時々いなくなれたらどんなにいいかと思うから平気! 一見マジメなお話と思いきや、割とすんなりのび太探しを諦めるドラの非情さがやばい。コマ数の関係で展開が早いのかもしれないが、初期ドラっぽくて好き。しかし、野良犬見なくなったな。
0491 音のない世界 小三77年05月号 16巻 8
もしこの世に音がなかったら、手話やジェスチャーが発達してたんじゃね?とは思うけど、このお話では紙に文字を書くことでコミュニケーションをとっているのがおもしろい。オチの殴られたリアクションにわざわざ「いたい」とか、余裕あるんだかないんだか。
0492 ホラふき御先祖 小三77年06月号 14巻 8
150年ほど前のご先祖様、のびろべえ。77年作品でおいらの生まれ年、ひいばあちゃんがまだ生きてたから、さらにそのひいじいちゃんぐらいか。うちの田舎に住んでいたのは間違いないだろうけど、伝承は何も聞かないなあ。歴史上の人物でない限り、そんなもんなのか。ひいじいちゃんのお父さんの話は、そういえば全然聞いたことがないや。今度家族に会ったら聞いてみよう。
0493 雲ざいくで遊ぼう 小三77年07月号 16巻 7
空を見上げて雲の形からものを連想する遊び、子供のころだれもがやったことのある遊びだと思う。それを忘れちゃった自分が悲しい…って方向で書こうと思ったけど、去年雲の形から連想する遊び、やってたわ。何だ、まだ大丈夫じゃん。iPhone大好きだけど、空を見るヒマも大切にしたいな。
0494 人食いハウス 小三77年08月号 14巻 7
ドロボウホイホイなのに、何でみんな吸い込まれてしまうのか…泥棒の好きな香りと一般人のそれとは変わりないということかしら。そういえば、子供のころから思ってたんだけど、途中で出てくる野球少年の1人はのび太にそっくり。そのほかにも絵に違和感ある箇所あり。
0495 シンガーソングライター 小三77年09月号 16巻 7
「プーックスクスクス」の画像はこの作品。わかっていてもひどい顔で笑える。でもこういうドラえもんがたまらなく好きなのだよなあ。「空気を読む」って確かに大切なことではあるんだけど、息苦しくもある。空気を読まなくても居心地いい関係性が理想かな。振り返ると内容に全然触れていないが…。詩先行の作曲はほとんどしたことがないが、実際どんな曲ができるのか、試してみたい気はする。あと、オタマジャクシをタイムふろしきでカエルにして歌わせるっていうドラの機転も好きな作品。
0496 ロボッターの反乱 小三77年10月号 19巻 7
ロボットの反乱というのは、SF的には割と使い古されたネタなのかな? おいらの場合は、ドラえもんで初めて知った。というか、いろんな知識やネタに初めて触れたのは、今思えばドラえもんだったなということが多い。F先生の飽くなき好奇心のおかげかな!
0497 のび太の名場面 小三77年11月号 44巻 8
44巻作品なので初めて読んだ。うまく言えないんだけど、違うんだよ!って感じ。のび太が報われてほしかったというか。不条理はいいのだが、不条理はギャグであってほしい。ギャグに収まらない不条理は、現実で散々経験することだからさ…。そういう意味で不完全燃焼。
0498 ムシャクシャカーッとしたら 小三77年12月号 44巻 8
これも44巻。ドラよ、なぜ制限があることを最初に言わない…。まあ制限がなかったら、ものを大切にしなくなるだろうが。せめて前振りがあればいいんだけど、どうもオチに唐突感がある。こういうとこが気になってしまうのは、思い入れがないせいなのかな。
0499 空高くたこを落とせ 小三78年01月号 7
てんコミ未収録作品。これも初めてだけど、きらいじゃない。道具は「どこでも落っこち機」、引力をねじ曲げるので、空のほうへ落っこちることも可能というわけ。でもこれ落下の速度が実際と同じだったら、空を飛べるとか悠長なことは言ってられない気がする。
0500 バイバイン 小三78年02月号 17巻 7
子供のころ憧れ、そして恐れた薬バイバイン。お話の中では1日で地球が栗まんじゅうに埋まってしまうとドラが言っているが、実際は1日で宇宙そのものを埋め尽くしてしまうほどのものらしい。本気で世界を滅亡させたかったら、これほど便利な道具はないかも…怖い。もしもテロリストに渡ったら…とか考えたけど、結局みんな死んじゃうから、彼らは使わないだろうな。自爆するのはいつも下っ端、どこの国でも。
0501 ゴマロック 小三78年03月号 7
てんコミ未収録作品。このかぎがドアに触れるとロックがかかり、かけた人の声でしか開け閉めできなくなる。声紋認識すな。オチは風邪のせいで声が変わって…というものだが、実際の声紋認識は、波形は変わらないから声が変わっても開けることができるっぽい。
0502 未知とのそうぐう機 小四78年04月号 17巻 12
映画「未知との遭遇」の日本公開は78年2月25日で、このお話は78年4月号掲載なので、ものすごく旬なネタだった模様。タイアップ的なものだったのかな。ともあれ、このお話はスケールが大きいんだか小さいんだかわからない、まさにF先生流SFで、大好き。
0503 無敵コンチュー丹 小四78年05月号 19巻 10
最初のコマ、昔は何かわからなかったのだが、ドラが遊んでるのはスライムなのね。ネットがなきゃ前の世代のおもちゃを知ることはなかったものな。ところで、この薬、わざわざさなぎになったりするくらいだから、効果は永遠なのかな…? 弱点をうまく補えば便利そう。
0504 新聞社ごっこセット 小四78年06月号 プラス6巻 10
プラス収録作品。記者カバンのアンテナを伸ばし、頭に旗を立てると新聞記者に。事件が起こると現場に急行、カメラのシャッターを押せば、写真だけでなく記事も出てくる。本体に集めてきた写真と記事を入れれば、新聞が印刷される…って、道具の説明だけで終わった。ので、こっちで感想を少し。こうしてブログを書いているので、これはちょっと欲しい道具だったりする。特に地域密着型にはもってこいだからね。まあ、実際は個人情報がいろいろめんどそうで、アップできる記事はかなり限定されそうだけども。
0505 空であそんじゃあぶないよ 小四78年07月号 17巻 10
のび太が優雅にハンググライダーをやっている(と思っている)一方で、ドラはのび太が事故らないように奮闘している。ドタバタ感があって楽しい。ところで、「のび太のくせになまいきだ」ってセリフが出てきたの、初めてじゃないかな? 自信はない。
0506 動物くんれん屋 小四78年08月号 プラス4巻 10
プラス収録作品。道具はおなじみ、もも太郎印きびだんご。これを使って、のび太は金もうけを企む。最後に出てくる散々こき使われる犬が「ドロン葉」のベソにそっくり。不幸な犬といえばこの顔なのかしら。それとも、同じ家? だとしたら住人みんなひどい…。
0507 天井うらの宇宙戦争 小四78年09月号 19巻 24
今度はスター・ウォーズネタ。こちらも映画の日本公開は78年7月1日、同9月号掲載。元ネタを知っていると、至るところでクスッとできる。アーレ姫、アカンベーダー、R3-D3とか。敵の基地がたばこ屋の角を曲がって3軒目というスケールの小ささもよい。
0508 野比家が無重力 小四78年10月号 32巻 12
冒頭、セリフなしのやり取り、子供ながらにうまいなーと思ってた。無重力、1回は体験してみたいな。無重力でおならをしたら、あそこまで加速するもん? 気になっていろいろ調べたら、宇宙船ではおならはトイレでしかしちゃいけないとか、さらに気になる話が出てきた。せっかくだから無重力空間でのおならに関して調べたことを追記。空気がないため、ガスが拡散せず、かなり臭いらしい。また、水素やメタンガスを含むので、宇宙船では電気系統に引火することも考えられるため、トイレでしかしてはいけないそうだ。寝てる間に出てしまったら…。宇宙飛行士は満足に睡眠もとれないのだろうか。
0509 あの窓にさようなら 小四78年11月号 19巻 11
久しぶりのいいお話系。ここで描かれる善意はほんと素敵だ。偽善も善行の一つだと思うし、やらないよりやったほうがいいとは思うけど、だれかが喜ぶと自分もうれしいという基本に立ち返りたいものだ。桃枝さんが窓を開けるコマ、のびドラの表情含め、何か好き。
0510 しあわせのお星さま 小四78年12月号 18巻 12
よく考えたら、最初の目的からズレて星をつくっている気がしないでもないが、楽しそうなのでよし。地球より時間の進み方が早い星だから、地球より早く進化するということ。実際1日で原始時代から現代になっているし。となると、地球の未来を知る手段にもなり得る。
0511 出てくる出てくるお年玉 小四79年01月号 20巻 10
松竹梅のお年玉袋があり、それぞれに対応する行為をする、もしくはされることで、お年玉が出てくる。順に節約型、慰め型、ご褒美型だが、どれが一番いいかな。今人とあんま会わないから、一人で完結できる節約型がベストかな。つか、むしろ普段からやってるし。
0512 お医者さんカバン 小四79年02月号 20巻 10
道具はこれもメジャーなお医者さんカバン。特効薬のない風邪を治せちゃうんだから、欲しい。何気に扉ページの「ノウミソタリナイ」がひどい。つか、内容もよく考えればのび太の行動原理がエロのみなので、ひどいっちゃひどいような、人間らしいっちゃらしいような…。
0513 答え一発! みこみ予ほう機 小四79年03月号 10
てんコミ未収録作品。これから起こることを何でも予報してくれる道具だが、あくまで予報ってとこがよい。未来は変えられるという可能性を残しているから。あまりに前向き過ぎるお話だと拒否反応が出てしまうが、適度にギャグも織り交ぜつつなのもよかった。

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