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ドラえもん全話制覇!〜全集10巻その1(0611〜0634話)

 

10巻の1〜2年生分。
知らないお話が多かった。

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集10巻その2
ドラえもん全話制覇!〜全集10巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん10(1/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
1969年生まれ(1976年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0611 クルリン自動車 小一77年4月号 8
ここから6話はてんコミ未収録作品。小一の作品なのでお話は単純だが、キャラの等身がこれまでの小一作品より大きい。道具はクルリンという名の車輪で、4つつければ箱や土管を車にできる。さらにプロペラがわりにもう一つつけて、飛行機まで! ワクワクするね! それだけで成立する便利な道具もいいけど、こうやって自分たちでつくったり、アイデアを出せばより楽しめる道具っていうのはたまんないな。
0612 むりやり貯金箱 小一77年5月号 7
金額を指定しておくと、目標額に達するまで無理矢理貯金させられる。なぜかタコ型の貯金箱。自分のお金ならまだいいが、パパに頼まれたお使いや、たまたま拾ってあげた財布などからも巻き上げられるから厄介。これじゃ下手に20万!とか言えないな。飢え死にするわ…。でも、カード払いにすれば巻き上げられないのかな…?
0613 サーカスぐつ 小一77年6月号 7
どんなところでも歩けるようになる靴。高い塀の上でも、電信柱でもOK。ここまでならドラえもんにはよくありそうな道具だが、オチがなかなかよい。風船の糸を歩いていくのだが、途中で切れてしまって、空のマラソン…という、究極のエスカレーター状態。
0614 水族館ガス 小一77年7月号 6
ガラスに吹きつけると、海の中が見えるようになる道具。アクアリウムが趣味の場合、どこまで個々の魚に対する愛着があるのかちょっとわからないんだけど、もし単に見られればOKってことなら、とても気軽にアクアリウムが楽しめそう。もちろんおいらはウミガメが見たい!
0615 防水折り紙 小一77年8月号 7
知らないお話の場合、道具名からどんな道具か、どんなお話かを想像するのも楽しい。どんな道具かは名前どおりと思いきや、サイズの大きい折り紙。ヨットなどをつくって遊ぶのは想像どおり。途中で透明な折り紙なんかも出てくる。透明な紙って、ありそうでまだないもんね。
0616 夢まくら 小一77年9月号 7
見た夢が現実になるまくら。いい夢なら最高な道具だけど、悪夢だったらと思うと、ギャンブルだなー。のび太はお化けの出てくる夢を見てしまってそれもやだけど、害は少ない。でも、実際は普通に死んじゃう夢とか見るしなあ。まずは夢のコントロールの訓練からだな。
0617 びっくり箱ステッキ 小一77年10月号 16巻 8
のび太の驚き方が最高。顔もすごいが、「キャアーア」って叫び、何よ。しかも2回も「キャアーア」って。でもさ、びっくり箱って驚くだけで、怖くはないよね、グロいのとかじゃない限り。普通のびっくり箱で押し入れに逃げ込んだりするのび太はどんだけ怖がりなの。
0618 ばくはつこしょう 小一77年11月号 プラス3巻 8
プラス収録作品。行きたい場所を言いながらそばにいる人にこのこしょうをふりかけると、その場所まで飛ばしてくれる。でも、めっさ鼻水出てる…そのくしゃみに乗って飛んでいったら、鼻水まみれになってるってことだよね。途中で出てくる猫のニャクションかわいい。
0619 サンタえんとつ 小一77年12月号 19巻 7
欲しいものを紙に書いて入れると、絶対にそれがもらえる煙突。むしろこのえんとつが欲しい。のび太は強欲なことに、2つもサンタさんにお願いしてしまったけど、おいらは1つでいい。2億円…いや、3億円でどう? 絶対おいらのところにサンタさんは来ない気がする…。
0620 おかしなおかしなかさ 小一78年1月号 19巻 7
7本ものおかしな傘が出てくるお話。最初の「人さがしがさ」は便利だし、一応傘としても悪くないが、それ以外はほとんど微妙。ドラえもんはもっと節約すべきなのでは…。あ、それとも、もしかしてこれは7本セットの傘で、安売りでもしてたのかな?
0621 兄弟シール 小一78年2月号 28巻 7
兄と弟のシールで、これを貼ると兄弟になれる。兄の役割、弟の役割みたいなのがはっきりしてれば使い勝手もよさそうだが、実際はそううまくいかないよね、きっと。弟のほうが頭よかったり、強かったりはあり得るから。オチはまたジャイアンの女子化。これも定番の1つだな。
0622 ★はるかぜうちわ 小一78年3月号 7
初単行本化作品。名前のとおり、あおぐと春風を起こすことができるうちわ。このお話、情緒があって好きだなあ。うちわの前に登場する、春の足音が聞ける機械もいい。少しずつ季節が移り変わっていくからこそ、春が待ち遠しいんだよね。今の季節にぴったりの良作。
0623 ラジコンでやっつけろ 小二78年4月号 7
ここから4話はてんコミ未収録作品。ラジコンのもとを入れると、何でもラジコンになる。折り紙や工作でつくったおもちゃなど、自分がつくったものを動かせる喜びは格別だよね。ラジコンのもとのパーツは回る、羽ばたく、歩くの3種類あるので、工作の幅も広い。
0624 イメージ灯 小二78年5月号 7
懐中電灯型の道具で、何かを思い浮かべながら壁などを照らすと、その壁に思い浮かべた映像が映し出される。雑念が混ざるとえらいことになりそうな道具だな…。頭のいい人のものの考え方は覗いてみたいけど。オチがちょっと珍しいパターンで、久々にドジなドラがいい。
0625 植物ペン 小二78年6月号 7
このペンで植物の絵をかき、その紙を丸めて土に植えて育てると、絵のとおりの植物が生えてくる。普通の植物は別にどうでもいいが、いろんなフルーツのなる木とか、幹が部屋になっている木とかは楽しそうでいいなあ。アイデア次第ではいろんなことができそうな道具である。
0626 ウルトラスーパー電池 小二78年7月号 7
電化製品の能力を上げる(上げ過ぎる)電池。電池を入れるところがなくても、この電池を適当なところに入れるだけで力を発揮するのだから、すごい。のび太のいたずらというか、小言対策でドラにも入れちゃうし。つか、ドラって背中にふたがあるんだね!
0627 ブルートレインはぼくの家 小二78年8月号 25巻 9
家が四次元空間を走る電車になるっていうのは、シュールだけど憧れたな〜。駅員さんの「家が! 家が!」の反応がいい。そら、線路を家が走ってたらびっくりするわ。夜しか走れないっていうのは残念だけど、これなら出不精なおいらでも出かけたくなりそう。
0628 サウンドカメラ 小二78年9月号 プラス3巻 7
プラス収録作品。音も一緒に撮影できるカメラ。写真のほうは動画ではなさそうだが、写真の一瞬と、数秒の音の背景というのは、かえって情緒がありそう。途中スネ夫の行動でよくわからないことがあったのだが、オチでその理由が判明。おもしろかった。よくできてる作品!
0629 コース決定機 小二78年10月号 7
ここから3話はてんコミ未収録作品。これを使ってコースを決めると、絶対にそれることができなくなる。逃げてしまったカナリヤをかごに戻したり、遊びに来たジャイアンを追い返したり、最後には台風まで。でもなー、その線上を絶対避けられないとなると、事故が怖いな。
0630 木の葉でお買い物 小二78年11月号 7
ままごとが発端の子どもっぽいお話だけど、消費社会について考えさせられるなあ。出てくる道具は定番のタイムふろしきだが、そもそもこれって消費社会が進んでいくと、不要になる道具なのかもしれない。買いかえが基本だから。どんどん新しいものができる(正確には更新される?iPhoneとか)ことでより便利になるのもいいけどさ…何かちょっと気持ち悪いな。
0631 ノゾミルじゅう 小二78年12月号 7
望みを見る銃ってとこかな。これで人を撃つと、その人の欲しいものがわかる。もちろん撃たれても無害なので、念のため。プレゼントとかによさそうだね! でも一番欲しいものを、直接言ってないのにピンポイントでもらったら、ちょっと怖いかもしれない。
0632 オコノミボックス 小二79年1月号 19巻 7
四角いものなら何にでもなる機械。テレビにも、レコードプレーヤーにも、カメラにも…ってところはスマホに近いが、さらに洗濯機、冷蔵庫などの家電までこなしてしまうすごい道具。クーラーやストーブは、家電の小型化という意味でも使い勝手がよくなりそう。
0633 乗り物アクセサリー 小二79年2月号 7
ここから2話、てんコミ未収録作品。アクセサリーというか…仮装? 頭は潜水艦、両手は飛行機の翼、足は戦車。のび太はかっこいい!と言っているが、全くかっこよくない…。でも、少年の夢をかなえてくれる道具ではあるのか。そうそう悪っていないけどさ。
0634 ごくうリング 小二79年3月号 7
猿のほうの悟空がはめさせられてる、あの輪っかね。「しまれ」とか「しめろ」と言うと、頭をしめる、ほぼ調教みたいな感じで、相当痛そう…。しかも、ドラえもんの道具らしく、微妙に融通が利かないのも難。「ドアをしめろ」でもしまっちゃうんだから。

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