1カ月以上空いてしまったが、OBW3の4冊目読了。
ちと忙しくて、1週間に1度、30分くらいずつ読んだ感じ。
超有名な作品だが、実は初めて。
というのは、子供のころから臆病だったので、幽霊が出る話ってだけでスルー。
全然怖くないのに…。
とはいえ、さすがにストーリーの流れは何となく知っていたので、物語には入りやすかったと思う。
あらすじ(アプリの説明文より引用)
メリー・クリスマス! 街じゅうが陽気さに溢れるこの日も、けちで偏屈なスクルージにとっては、実にくだらない、ただのうるさい一日でしかない。クリスマス・イブも質素な夕食をとり、新聞を読んで眠る。そんないつもと同じ夜を過ごすはず……が、枕元に3人の精霊が現れ、スクルージを過去、現在、未来への旅に連れだした!
何度も映画やテレビ・ドラマ化され、欧米ではクリスマスの時期になると毎年繰り返し観られる定番のクリスマス・ストーリー。この物語を抜きにして、クリスマスは語れません。西欧におけるクリスマスの宗教的な意義や現世的な見方を教えてくれるので、英語圏の人々のクリスマスに対するイメージを知りたければ、最もおすすめの物語。そして、「クリスマスの本当の大切さ」に気づかせてくれる、心温まるお話です。
物語的おもしろさ
この物語は普遍的教訓に満ちていると思うし、子供のころに読むことは意味があると思うのだが、大人だとどうだろう。
本質的に狭量な人間というのは、改心しないんじゃないかと思う。狭量とは自分が正しいと思ったこと以外は受け入れないということだから、他者から学ぶことはないんじゃないかな〜と。
そうなると、この物語でスクルージが学んだことを学ぶべき人間には届かない物語ともいえるんじゃないかしら。
つか、スクルージも狭量な人間だと思うんだけど、見事改心するんだよね。そのこと自体、ちょっと違和感。
ただ、「さまざまなことに忙殺され、大切な何かを忘れている人々」という層には気づきがあるのかもしれない。ただし、大切なことを忘れるほど忙しく生きてどうすんの、とも思うが…。まあ、おいらにもあるか、たぶん。
多読的読みやすさ
1カ月かかって読んだので、物語を忘れていないか心配だったけど、1章が長めできりよく終わるので、その点は心配なかった。
単語は知らないのもちょこちょこ。それが頻出すれば、普通なら記憶にとどまりそうなのだが、時間をかけて読んでしまったため、毎回リセットになってしまったのが残念。やっぱある程度期間をおかずに読むほうがいいということか。
文章自体は、リトールドにしては読みやすいほうかと思う。直接読んだことがなかったとはいえ、ある程度内容を知っていたのもあるかもしれない。
まとめ
この手のストーリーが好きなら、多分読みやすい本だと思う。
あと、おいらのように「ちょっと違和感がある」という感想であっても、それは英語の文章を読んで感じたことだから、「物語は入ってきた、でも違った」と。
好き嫌いはあれど、ちゃんと読書体験になったんだな。なので、そういう感想をこねる程度には、読みやすかったということもできる。
多読の記録
語数:10,385語
総語数:472,870語
OBW3も終わり。
11月中に50万語を達成する予定だったが、ダメだった〜。
12月中に50万語ってとこかな。
1年で100万語が本来の多読だが、おいらは2年くらいかかりそう…。
ま、それでも続ければOKっしょ。
頑張る!
次はOBW4にいくか、CER3に戻るか、考え中。
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