この年は小一が1話しかないので、13話分のまとめである。
このページは何?
詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。
ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その2
ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その3
そのほかの巻は、こちらのまとめページで。
表の見方
No. | 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ) |
タイトル | 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記) |
初出掲載誌 | 初めて掲載された雑誌名と出版年月 |
てんコミ | てんとう虫コミックスでの巻数 |
ページ数 | ページ数 |
★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。
No. | タイトル | 初出掲載誌 | てんコミ | ページ数 |
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1967年生まれ(1974年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く) | ||||
0409 | ★どうぶつごヘッドホン | 小一75年03月号 | – | 6 |
初単行本化作品。この号の小一はこの3月号1話のみ。その名のとおり、動物の言葉がわかるようになるという夢のようなヘッドホン。カメの言葉がわかったらどんなにいいだろう。ただ、オチらしいオチはなく、2年生から始まる連載に向けた導入みたいな終わり方だ。 | ||||
0410 | 桃太郎印のきびだんご | 小二75年04月号 | – | 7 |
これはてんコミ未収録作品。有名な道具の初出かな? これは75年の作品なんだけど。ちなみに先日読んだ「モアよドードーよ、永遠に」は78年である。年代が前後しているのでややこしい。初出年などのデータもいずれまとめてみたいところだ。 | ||||
0411 | 人間機関車 | 小二75年05月号 | 8巻 | 7 |
全集7巻の表紙はこのお話のもの。えんとつをかぶって石炭を食べて水を飲むと、人間機関車になる。のび太が石炭と水を口にしているところで、ドラが「おいしいだろ。」と言っているのがシュール。ドラえもんの顔のせいで、本当においしそうに見えるから困る。 | ||||
0412 | ★まるいものじしゃく | 小二75年06月号 | – | 7 |
初単行本化作品。輪っか状の道具で、頭にはめると丸いものを何でも引き寄せる。レコードやらお皿やら、挙げ句の果てにはフライパンやら電子ジャーやらが飛んでくるという危険な道具。ところで、このお話で出てくるスポーツはキックベースかな? ドラでは珍しい。空き地のスポーツといえば、野球、たまにサッカーって感じだからね。 | ||||
0413 | ゾウ印口べに | 小二75年07月号 | プラス1巻 | 7 |
しずちゃんがドラえもんに道具を借りてジャイスネを懲らしめるという珍しい展開のお話。口紅だから、女の子がいいってことかな? でも最初に口紅をつけるのはドラなんだけど。道具名も魔法瓶のあの会社とかかっているのかなとか、じゃあ何で口紅?とか想像するのが楽しい。 | ||||
0414 | スピードどけい | 小二75年08月号 | 10巻 | 7 |
針を回した分、時間が進む時計。道具名と実際の機能が微妙に違う気がする。24時間で1周なので、細かいコントロールは難しそう。でも、このお話のキモはやっぱり小学生の夏休みの特別感だよねぇ。それを短縮・ノーマルバージョンで楽しめるのび太たちがうらやましい。 | ||||
0415 | 立体コピー | 小二75年09月号 | 13巻 | 9 |
これまた現実になった機械の1つ。F先生は優れた予言者だというよりは、だれもが夢見ていることをシンプルな形で作品に昇華する能力がすごいんじゃないかと考えているのだが、それともやっぱ、当時はまだ夢の夢の話で、想像することさえ難しいレベルだったのかな。 | ||||
0416 | おおかみ男クリーム | 小二75年10月号 | 11巻 | 9 |
これまたよく考えると珍しい、ドラえもんとのび太のママが主役のお話。久々にドラえもんが無茶をしていてよい。まあ、それでも初期と比べるとおとなしめなのだが…。しかし、そもそも得体の知れないクリームを塗ってしまうママもママだと思う。塗る前に気づけと。 | ||||
0417 | 人間用タイムスイッチ | 小二75年11月号 | プラス4巻 | 9 |
プラス収録作品。腕時計型の道具で、予定を吹き込んでおくと、いやでもそのとおり行動させられる。Siriとカレンダーで予定を組んで、さらに強烈なリマインド機能がつければ近い道具になりそう。リマインド機能が柔軟なら、今まさに欲しい道具なんだけどなあ。 | ||||
0418 | 人間切断機 | 小二75年12月号 | 10巻 | 10 |
「ほんとに切るやつがあるか」、いろいろ衝撃的な作品。全編を通して上半身と下半身に分かれたままののび太、シュールである。お店の人や友達は驚きつつも、そんなのび太を受け入れていて、それはそれでシュールだ。これが現実なら、切断面はもっとグロいよな…。 | ||||
0419 | 雲の中の散歩 | 小二76年01月号 | 11巻 | 10 |
飲むと体の中にガスができて、空気より軽くなるという「ふわふわぐすり」。…あの、お話の中で若干この道具の存在意義を否定してないかい? ジャイアンが勢いよく飛び出した後を追うドラ、タケコプター使ってるし…。うん、ふわふわ飛べるのがいいんだよね、きっと! | ||||
0420 | はいどうたづな | 小二76年02月号 | 12巻 | 7 |
この手綱をつけると、犬でも猫でも馬と同じ力とスピードが出る。馬には乗ったことないなあ。牛ならあるけど(ロデオではない)。どのみち犬や猫には乗りたくないな〜、不安定そうだし。これ、カメもいけるのかな。カメが馬並みのスピードで走る…かっこよ過ぎ。 | ||||
0421 | かわり絵ミラー | 小二76年03月号 | – | 9 |
初単行本化作品。説明が難しい道具なのだが、作品中から引用すると、この鏡に映した人の半分の姿になれる道具。ちょっと向きを変えるとドラ、また変えるとのび、みたいな。のび太が上手に道具を使いこなして、ジャイスネを撃退する。結構好きなタイプのお話。作中にも出てくる、角度によって違う絵が見えるやつ、レンチキュラーっていうんだね。このツイートのために調べて、初めて知った。文字数オーバーでツイートでは使えなかったけど。 |
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