ことし全話制覇完結予定です!
このページは何?
詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。
ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集7巻その2
そのほかの巻は、こちらのまとめページで。
表の見方
No. | 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ) |
タイトル | 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記) |
初出掲載誌 | 初めて掲載された雑誌名と出版年月 |
てんコミ | てんとう虫コミックスでの巻数 |
ページ数 | ページ数 |
★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。
No. | タイトル | 初出掲載誌 | てんコミ | ページ数 |
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(続き)1967年生まれ(1974年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」 | ||||
0447 | のび太が九州まで走った!! | 小五78年04月号 | 18巻 | 8 |
これ、子供のころワクワクしたお話だ。ルームランナーとGoogle Mapを足せば現代でも…と思ったけど、景色はリアルタイムなのか。とはいえ、衛星を使えばいけるかもしれないので、可能となった技術と言っていいかもしれないね。 | ||||
0448 | 主役はめこみ機 | 小五78年05月号 | 17巻 | 8 |
はめ込んだはいいけど、全然似合っていないのが笑える。特にドラのなんて、全部ひどい。ひどいのにイケメン面してるし! たまに等身大ドラとか見かけるけど、ぜひこれを流用してほしい。のび太もいろいろ似合わないけど、銀行強盗だけやたらしっくりきてる…。 | ||||
0449 | コーモンじょう | 小五78年06月号 | 18巻 | 8 |
黄門と肛門をかけるという小学生で卒業したはずの下ネタなのに、大人になっても喜んでしまった。だって、錠剤にわざわざ*だよ? この錠剤をつくったメーカーもすごい。会議で「ここは肛門でいきましょう」とか言ったんだろうか。風通しのいい会社なんだな、きっと。 | ||||
0450 | ルームスイマー | 小五78年07月号 | 18巻 | 8 |
これも憧れたな〜。何と言っても水の質感がとてもよい。しかも、クリームを塗っていない人間以外は入れないから、いいバリアになるし。でも、ふと思ったんだけど、ものはいいんだろうか。浮き輪は水の外にも中にも描かれている。ナイフとか投げられたらバリアにならん? | ||||
0451 | 宇宙ターザン | 小五78年08月号 | 16巻 | 23 |
8月号なので夏休み編成と思われる、23ページの長めのお話。このお話も大好きだったな。のび太の宇宙ターザン愛、だれも見向きもしないものを愛せるのって、ほんとすばらしいことだと思う。そして、白亜紀の景色と恐竜たちはまるで映画のようなスケールで描かれている。 | ||||
0452 | プッシュドア | 小五78年09月号 | 20巻 | 8 |
のび太が「どこでもドアに似ているね」と言うと、ドラは「あれより手がるさ」と答えるが、ボタンに登録する手間、押す手間を考えると、どこでもドアのほうが手軽だと思う。既存のドアを使えるという気軽さなのかな。確かに普段行く場所は12カ所も登録できれば十分だし。 | ||||
0453 | テレパしい | 小五78年10月号 | 18巻 | 8 |
もろサトラレなので、改めて言う必要もないけど、これは怖いよね。ただ、思考ってそんな理路整然としたものじゃないと思うから、どんなふうに聞こえるんだろうっていうのはちょっと興味があるけど。言葉で考えているときと、イメージで考えているときの違いとかさ。単純に頭のいい人の思考を覗いてみたいとは思う。でも、きっとその思考に全くついていけないんだろうな〜。 | ||||
0454 | 出前電話 | 小五78年11月号 | 19巻 | 8 |
これで電話をかけると、何でも出前をしてくれるという引きこもりにはありがたいアイテム(メールだともっといいのに)! 文房具屋さんや本屋さんのふてくされた顔でわかるとおり、相当迷惑な行為らしい。個人だもんな、店空けなきゃいけないもんな…Amazonには勝てん。 | ||||
0455 | ねむれぬ夜に砂男 | 小五78年12月号 | 18巻 | 8 |
こんなに寝つける道具がたくさんあるのがうらやましい。砂男は汚れそうだからやだけど、「羊とび式さいみん機」はことしにぴったりだし、かわいい。オチは、どのみち病気なんじゃないの?とは思うが、よくできている。しかし、眠れなくて困っている夢って、寝た気のしなそうな夢だな…。 | ||||
0456 | ホームメイロ | 小五79年01月号 | 18巻 | 8 |
迷路みたいな家には憧れないが、子供としては探検できれば何だって楽しいものだ。この機械は回せば回すほど迷路が複雑になるが、最終的にのび太の部屋と玄関はつながっていたというのは、迷路としてどうなのよ。トイレも直結だし、逆に便利になってるじゃん! | ||||
0457 | よい家悪い家 | 小五79年02月号 | 31巻 | 8 |
おいらだけだろうか、よい家はよい家で、非常に居心地が悪そうに思えるのだが。だって、すんごい他人に見られてそうな感じがあって、それが機械だとしてもちょっと、ねぇ? トイレで大当たり!とか言われても(女でも同じゲームがあるのかわからんが)、気持ち悪いよ! | ||||
0458 | カップルテストバッジ | 小五79年03月号 | 19巻 | 8 |
名前からして相性を知るための道具のはずなのに、どう見ても新婚ラブラブモードを試すだけの機械に見える。だって、しずちゃんがいなければ、ジャイアンともラブラブだったわけでしょ。相性も何もない! しかし、ジャイアンの女役って何でこうはまるんだ…。 | ||||
0459 | ラジコンシミュレーターでぶっとばせ | 小六79年04月号 | 22巻 | 10 |
これも大分実現している道具なんじゃないかな? リアルタイムでのシミュレートや物理的な振動の伝達はまだ一般的ではないだろうけども。車には興味ないが、こういう技術には興味があるかも。もちろん手軽に安価で試せるならって条件つきだが。 | ||||
0460 | しつけキャンディー | 小六79年05月号 | 22巻 | 10 |
おばあちゃんをばかにするのはよくない、これは間違いない。科学がすべてだとは言わないけど、迷信は迷信だと思う。「これが正しい」ではなく、「こう育ってほしい」を伝えるのが親の役割だと思うから、迷信を利用するのは何か違う。子供いないからわからんけど。例えばね、「閻魔様が〜」とか言うってことは、親が責任を放棄しているように思えてしまう。「それが一般的に正しいことだから」と。でも、正しさなんていろいろな条件で変わってしまうものだから、親の思いを伝えて、子供自身に考えさせるのが教育だと思うんだよね。まあ、元の文でも書いたとおり、子育ての経験はないから、机上の空論なのかもしれないけど…。 | ||||
0461 | 手作りミサイル大作戦 | 小六79年06月号 | 44巻 | 10 |
てんコミ44巻収録作品。自分で道具をつくるのは、自分にもできるんじゃないか?と思わせてくれるので好き。実際は不可能なんだけど、キテレツを観たり読んだりするときのワクワク感に近い。最後は頭脳戦というのも、ドラえもん的には珍しいパターンかも。 | ||||
0462 | 録験機で楽しもう | 小六79年07月号 | 31巻 | 10 |
体験を記録すると、繰り返しその体験を再生できるというすばらしい機械。過去の栄光がたくさんあれば、死ぬまでひたれるね! 残念ながら自分にはそんな過去はないので、のび太のように他人の記憶にすがるしかないが。記録媒体がカセットというのが時代を感じる。 | ||||
0463 | ゴルゴンの首 | 小六79年08月号 | 20巻 | 11 |
久々に怖い話! 8月号なので、怪談のかわりだったりするのだろうか。ドラは早々に石になってしまうし、友人たちも次々に…無事解決したのは全くの運だもの。その後、もし唯一道具の秘密を知るのび太も石になってしまったら? そう考えると、オギャー!並の怖さがある。 | ||||
0464 | いばり屋のび太 | 小六79年09月号 | 21巻 | 10 |
我の振り見て我が振り直すのび太。いや、もちろん見なくても気づけるなら一番いいんだけど、それができない大人がふえてると思う。のび太のようにタイムマシンを使って我が振りを見ることはできないが、想像はできるはず。ことわざどおりに、他人が介在する必要はない。 | ||||
0465 | 大雪山がやってきた | 小六79年10月号 | 19巻 | 17 |
スキーには昔からあまり興味がなかったけど、公園に雪山を持ってきてしまおうというスケールの大きさが好きだったなあ。あとオチも秀逸で、知らず知らずのうちにスネ夫一家を助けているという事実や、東京にいることに気づいていないスネ夫一家の慌てっぷりがいい。 | ||||
0466 | 多目的おまもりは責任感が強い | 小六79年11月号 | 21巻 | 10 |
これは猛烈に欲しいアイテム! もちろん金運です。でも、この道具の効能はお金が舞い込んでくるわけではなく、お守りに無理矢理いろんなことをさせられるというものだから、それがいやなことだったら、普通に働くのと大して変わらない気がする。 | ||||
0467 | もはん手紙ペン | 小六79年12月号 | 23巻 | 10 |
しずちゃんと気まずいデート?をした後、家に戻ってくるのび太の表情が何とも…。確かに便利な道具だけど、やっぱ自分の言葉で伝えなきゃ意味ないよねって感想は、模範解答過ぎるかしら。ただ、これが欲しいシチュは確実にある。めんどくさい相手に対してのメールでね! いや、ほんと、何でこんなメールに1時間かけてんだ?ってことがあるからさ。メールなので伝わりにくいことがある、それをお互いに認識した上でやり取りしてるんだってことをまずは認識しろ! 揚げ足取んな!(愚痴) | ||||
0468 | 影とりプロジェクター | 小六80年01月号 | 19巻 | 10 |
現在の基準からすると、動機はどうあれ、のびドラも立派なストーカー。でも、未来でこれが売られているということは、善意が前提になっているということ。美しい未来だ。ロマンチックなオチがドラえもんらしくなくていいよね。きれい過ぎて好みじゃないけど。 | ||||
0469 | ジャイ子の恋人=のび太 | 小六80年02月号 | 22巻 | 12 |
ギャグに振り切ったお話はやっぱいいなあ。のび太がジャイアンに告白の練習をさせられるとことか、ベタだけどおもしろい。ただ、ジャイ子の扱いはちょっとかわいそうだよなあ。第1話だと性格の悪さも出ているけど、それ以降の話ではそうでもないんだよね。 | ||||
0470 | チューシン倉でかたきうち | 小六80年03月号 | プラス6巻 | 10 |
プラス収録作品。小六最終話ということで、ざっくり言えばかたき討ちをしても、結局自分に返ってくるよってお話なんだが、ちょっと教育的過ぎるかな。過去の小六最終話のように、もっとさらりと心に残るものがいいなと、贅沢なんだけど思ってしまう。 |
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