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【読了】Not Above the Law (CER3)(18冊目)

ちょっと間が空いてしまったが、引き続きCER3から1冊。

 

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あらすじ

弁護士George Keeganは自室で目を覚ました。ひどい頭痛で、前夜の記憶がない。横になったまま記憶をたどっていると、ベッドが濡れていることに気づく。水よりどろっとしたもの…それは血だった。急いで自分の体を調べるが、特にけがはしていない。では、一体だれの血なのか。
一方で、Grattan Bridgeで若い女性の遺体が引き上げられた。ダブリン警察のSean Murphy警部補とTara Lynch巡査部長が捜査を進めるうち、捜査線上にKeeganの名が挙がる。殺されたのはOrla Quinn、彼女もまた弁護士であり、Keeganの恋人だったのだ。

 

物語的おもしろさ

あらすじに書いた以外にも、動物の権利団体(かなり過激)なんかも出てきて、途中までだれが犯人なのか、予測がつかない。
登場人物に弁護士が多く出てくるので、社会的な物語と思いきや…なオチ。
だが、Keeganパート、Murphy&Lynchパートが交互に描かれ、少しずつ真相が明らかになっていく物語展開は最後までスリリングだった。
登場人物が少ないから、消去法で犯人は予測できるとはいえ、ミステリー好きなら取っつきやすい話だと思う。

 

多読的読みやすさ

相変わらず句動詞などでちょっとつかめないところはあったものの、大筋でわからないところはなし。
熟読なら苦労する部分もあるだろうが、多読なら全然問題ない。
CER3の中でも読みやすい部類に入るんじゃないかな。

 

まとめ

先が気になる物語だと、「細かいところはさておき、早く続きを!」となるので、まさに多読にうってつけ。
その意味で、やはりミステリーは最高だ。
今まで読んだCER3の中でも、オススメできる1冊。

 

多読の記録

語数:15,197語
総語数:382,815語

 

続けてCER3…と思っていたのだが、きのう書いたとおり、OBWのiOS版がすべて100円セール中である。
以前iOSアプリ版のOBW2はほぼ全部制覇しているので、それ以外のものをまとめ買いするつもり。
OBW2より上はもちろんだが、まずは下のものを気楽に読むのもいいかなと思っている。

 

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