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ドラえもん全話制覇!〜全集6巻その1(0337〜0360話)

 

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集6巻その2
ドラえもん全話制覇!〜全集6巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん6(1/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
1966年生まれ(1973年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0337 雲ねんど 小一73年04月号 7
1966年度生まれ編スタート! てんコミ未収録作品。前年度の小一作品はほとんどが2ページの作品できつかったが、この年度はページ数が多く、ちゃんと物語ができているので読みやすい。タイトルどおり、雲で粘土遊びをするお話。小一らしく夢があり、想像が膨らむ。
0338 ひらりマント 小一73年05月号 5巻 7
超有名な道具はこれが初登場かな? 何でもよけるはずなのに、傘がわりに使ったら濡れてしまうのはなぜだろう…永遠のなぞ。お話ではよく出てくる道具だけど、現実にはイマイチ使いどころがなさそうな道具ではある。それこそ傘が一番いい使い道じゃないかしら。
0339 ★ゆめまくらでドッキリ 小一73年06月号 7
初単行本化作品。うつつまくらのリアル(?)版。いろいろスイッチがついているけど、夢はコントロールできないようだ。となると、死ぬ夢なんか見た日にゃ…。ギャンブルだな、うかつに使えない。夢をコントロールする道具と併用すれば神道具である。
0340 本物クレヨン 小一73年07月号 8
てんコミ未収録作品。「そっくりクレヨン」に似ているが、「そっくり〜」はかいたものが絵に似てしまうのに対し、「本物〜」はかいたものが紙から飛び出してくる。飛び出した絵がワガママを言ったり、のび太たちを家から追い出すのは、怖さはないけどシュールだ。
0341 キャンプ 小一73年08月号 7
てんコミ未収録作品。シンプルなタイトルだな。みんなでキャンプをしようと盛り上がるが、子供だけではダメと言われる。ドラがいろいろな道具を出して、空き地で昼にキャンプをすることに。夜ランプ、いいなあ。暗くなる電球はこれまでも出てきたが、これは星空まで再現。
0342 月の光と虫の声 小一73年09月号 4巻 7
大人になった今読むと、ラストはゾクゾクする(よくない意味で)。のびドラが嬉々として捕まえてきた虫がまさかの…ってことでしょ? もう少しだけマシな昆虫、いなかったんかな。オチはそんなだが、過去に行ったものの虫を連れ帰らなかったのびドラの優しさがいい。
0343 ココロをのぞいちゃえ 小一73年10月号 4
てんコミ未収録作品。読んだ記憶があるような、ないような。思っていることが形になって見えるレンズ。形になるっていうか、顔が思っているものになって見えるので、それだけ見ればシュール。ケーキ顔ののび太とか、げんこつ顔のジャイアンとか。
0344 ★ふしぎなめがね 小一73年11月号 6
初単行本化作品。相手を見るだけで動かせるようになるメガネ。ジャイアンに仕返ししに行くんだけど、道中会う人にも効果が発揮されてしまう。ドラは目隠しするんだけど、ジャイアンに会うまで外しておけばいいんじゃないの…? こういう抜けたドラ、好きだ。
0345 地下鉄をつくっちゃえ 小一73年12月号 2巻 10
このお話大好き! 地下鉄を勝手につくってしまうという無茶な話ではあるが、このお話ものびドラがいいやつなのよ。そして、失敗を受けとめるパパも本当に優しいの。ところで、パパの年齢が36歳なのにちょっとショックを受けてしまった。年下やん…。
0346 ★おとしだまぼきん 小一74年01月号 6
初単行本化作品。この募金箱を見ると、だれでもお年玉をあげたくなるというすばらしい道具。のびドラは知らない人からはもらわないようにしようとするが、くれるって言うならもらってもいいさ! しかし、けち田さん、ケチ過ぎる…。お年玉1円って、何時代だ。
0347 通りぬけフープ 小一74年02月号 9巻 5
またまたメジャーな道具の登場。使い方を誤れば犯罪者まっしぐらだが。そして、誤った使い方以外、あまり思いつかないのも事実…。ところで、地面に落ちたとき、底があるんだよね。ブラジルの海まで一直線じゃない。むしろ、比較的浅いようだし。幅に制限があるのかな。
0348 ピーヒョロロープ 小一74年03月号 7巻 6
これも大好きだった! 笛を吹いてロープを操るんだけど、楽譜があるのが斬新。ボールを屋根に引っかけてしまったしずちゃんのために演奏したのは、「とってこい」ってそのまんまなタイトルの曲。譜面があるから、これをもとに曲を書いてみようかな。変な拍子だが。
0349 コチョコチョ手ぶくろ 小二74年04月号 プラス1巻 6
プラス収録作品。読んだことがあるような気もするが、別の話かも。その名のとおり、離れたところから相手をくすぐれる道具。それ以外に使い道は…ないよな。豆腐を買って鍋に入れて持ち帰るというのが何とも時代を感じさせる。おいらの子供時代はもうなかったよ。
0350 通せんぼう 小二74年05月号 7
てんコミ未収録作品。踏切型の道具で、床や地面にかいた線の中に入ろうとしても通れなくなるが、定期を見せると入れてくれる。効果範囲が気になるが、防犯によさそう。オチはちょっと唐突でつまらないな。ドラのいいところは、短い話の中にある伏線や意外性だから。
0351 らくがきじゅう 小二74年06月号 15巻 6
この銃でねらったものがスコープに映される。スコープの画面上に落書きをすると、本物にもそれがかかれるという道具。飲み会のいたずらにはよさそう…って、直接かいたほうが早いか。コンパクトを持ち歩いているスネ夫、ナルシストにもほどがあるよ!
0352 折り紙ラジコン 小二74年07月号 6
てんコミ未収録作品。折り紙にアンテナをつけ、折り紙飛行機コントローラーで操作する。少年の夢をかなえる道具ですな。最後は画鋲をばらまくという結構強烈な仕返し。こういうラジコン化する道具は読んだ記憶があるが、このオチの記憶がないので別の話なんだろうか。
0353 ドンブラクリーム 小二74年08月号 6
てんコミ未収録作品。このクリームを塗ると、床や地面が水みたいになって、泳げるようになる。「ドンブラ粉」と同じ効果だね。 まだこの企画では出てきていないので幼少期の記憶に頼るしかないが、効果だけでなく、話の展開もほぼ同じような気がする。
0354 台風のフー子 小二74年09月号 6巻 10
名作来た! 最後にはやっぱり涙。台風、飼いたかったもん。おいらはあまり台風でひどい目に遭ったことがないので、無条件に台風に少し愛情を感じてしまったのだ。この発想はどこからくるんだろう。掲載は9月号ということで、季節ものの台風から着想を得たのかな。
0355 正義のパトカー 小二74年10月号 プラス3巻 6
プラス収録作品。一見パトカーのおもちゃだが、正義の味方。ただし加減を知らないので、小さなことも見逃さない。しかも、一度出したらしまえない。うそもズルもよくないことかもしれないけど、全否定はできないな。良心の呵責があればいいんじゃね? 甘えであっても。
0356 夢中機を探せ 小二74年11月号 プラス2巻 6
プラス収録作品。初めて読んだが、これかなり好き! かなり新しいというか、ほかにない展開である。タイトルから「夢中機」が主役かと思いきや…っていう。さらに、ドラえもんの暴走。のび太を見守るという役から離れ、心の底から楽しんでいるドラの表情がすばらしい。
0357 マッチ売りのドラえもん 小二74年12月号 8巻 6
マッチ売りの少女と言えば悲し過ぎるお話だが、それをベースにギャグ展開を見せるのはさすが。ドリームマッチっていう道具名は、火をつけるマッチと試合のマッチにかかっているのか。子供のころは気づかなかった。欲を言えば、試合側にもかけた展開がよかった。
0358 風の子バンド 小二75年01月号 プラス4巻 7
プラス収録作品。孫悟空の頭の輪みたいな道具。これをつけて「寒い」「冷たい」と言うと、輪っかに締めつけられる。うーむ、「寒い」ってしつこく言うのより、「暑い」って言うほうがうざいけどな。またもやドラがひどい目に遭うパターン。ラストのドラの顔、ひどすぎ。
0359 手足につけるミニ頭 小二75年02月号 8
てんコミ未収録作品。もっとえぐい道具かと思ったが、バンド状の道具で安心。が、内容はえぐい。手足(につけたバンド)が意思を持ったら、しかも本物の頭より賢かったら? そら言うことを聞かなくなってもおかしくない。利害の一致って大切なんだなあ。
0360 うちでの小づち 小二75年03月号 8巻 6
【267】で出てきたのは本当に背が高くなる小づちだったが、こちらは願いをかなえる小づち。背が高くなりたいという願いも一応かなえてはくれるのだが、そのためにいろいろと手間がかかったり、痛い思いをしなければならない。手間ならいいけど、痛いのはやだな。

 

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