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ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その2(0019〜0038話)

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

【ドラえもん1(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
1961年生まれ(1968年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0019 未来から来たドラえもん 小二70年01月号 11
3パターン目の第1話。小学二年生向けなので全篇カラーだと思われるが、全集はモノ。残念。当時の配色で見てみたかった。 物語は以前に出た2つの1話目よりさらに単純で、そこは低学年向けだからかな。しかし、ドラえもんは耳をつけたらダメなのね…。耳をつけると化け猫と言われるドラ、かわいそう。
0020 ★やきゅうそうどう 小二70年02月号 11
扉のジャイアンがやたらかわいい。2年生の設定なのかな?ドラえもんの野球といえばジャイアンズだけど、このお話では違う子がキャプテン。のび太がチームに入るためにドラえもんが助けるという定番ネタだが、テストに受かった後の偉そうなドラえもんは逆に新鮮。
0021 ★オーケーマイク 小二70年03月号 9
オーケーマイクを使って話すと、だれでも言うことを聞いてしまうという素晴らしすぎる道具。例に漏れずスネ夫にとられてしまうのだけど。 初期のお話では、ドラえもんの透明になる能力がたびたび出てくるが、便利過ぎるのよね〜。だから後にはなくなったのかな。初期は尻尾を引っ張ると透明になる。電源機能にかわるのはいつからか、注目して読みたい。
0022 ★まんが家 小三70年04月号 16
ドラえもんがのび太を無理矢理まんが家にしようとするお話。その理由が「こんなばかなことをかく人はばかに違いないから、のび太にもできる」というひど過ぎるもの。その後もドラえもんの暴走はとまらない。何かちょっとオバQっぽい。最後のセリフ、お前が言うな!だし。
0023 恐竜ハンター 小三70年05月号 2巻 18
ここからしばらくはおなじみのお話が続く。 このお話にはワクワクさせられたなあ。F先生の描く恐竜は、デフォルメされつつも迫力があって大好き。 バターとジャムで恐竜を捕まえるという発想がおもしろい。これって未来で一般的なのかな。それともドラの狂気なのかな。
0024 ご先祖さまがんばれ 小三70年06月号 1巻 17
「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ」の名言、このお話だったか。さらっと言ってるけど、心にとめておきたい言葉。 のび太の先祖、のび作くらいの人生がちょうどいいと思うんだよね〜、実際。人生を試練にしてるヒマはないもの。
0025 古道具競争 小三70年07月号 1巻 16
スネ夫の自慢からの、ドラえもんに無断で暴走パターン。暴走しつつ、何気にここ数回のドラえもんは理科や社会の勉強になるものばかりだ。おいらもドラで理科が好きになったクチ。 ラストの最新過ぎる家、ルンバ的なものがあって驚き! F先生、実現してるよ!
0026 ソーナルじょう 小三70年08月号 3巻 14
これを飲んで想像すると、それが現実になるっていう、子供の夢が詰まった道具。これ欲しかったなあ。でも、のび太がネガティブな想像をして、溺れたり鮫に襲われたりとひどい目に遭っているのを見ると、おいらも同じ道をたどりそう。ネガな想像のほうが勢いあるし。
0027 うつつまくら 小三70年09月号 5巻 14
名作! これはオチがすばらしいので一応ネタバレしないように。 本来の意味のSFを日常に融合させたアイデアがすごいと思う。夢って全く荒唐無稽なときもあれば、やたらリアルなときもあって、本当にのび太の最後のセリフどおりなことって起こり得るからね。
0028 のろいのカメラ 小三70年10月号 4巻 16
写真を撮ると被写体の人形が出てきて、その人形に何かすると被写体にも同じことが起きるという、めっちゃ怖い道具。簡単に人を殺せてしまうのに、未来では一般に売られているんだろうか。などと余計な心配をしてしまう。子供のころは結構怖かったんだもん、これ。
0029 おばあちゃんのおもいで 小三70年11月号 4巻 17
またもや名作! のび太のおばあちゃんネタには弱い。かわいくて優しくて、自分のおばあちゃんを思い出す。幸い、うちはまだ元気でいてくれているけども。 おばあちゃんの無償の愛って何でこんなに優しいんだろうね。オチはライトながら、心にくるお話。
0030 エスパーぼうし 小三70年12月号 7巻 17
これまたあこがれの道具。名作が続いてるけど、だんだん道具が魅力的になってきたってことだね。 もし本当にエスパーになれるなら、めっちゃ頑張って練習する! でも透視ができるようになったら罪悪感でつぶれそうだから、残りの2つを頑張ろうと思う。
0031 手足七本目が三つ(ねこの手もかりたい) 小三71年01月号 7巻 15
コミックでは「ねこの手もかりたい」というタイトル。ま、原題だと団体からクレームきそうだもんね…。ってか、中身はセーフなんだろうか…不思議だ。 ここまでブラックユーモアの溢れる作品は、全集では初めてかな。子供のころは怖さのほうが勝ってたけど。
0032 ドラえもんだらけ 小三71年02月号 5巻 15
これも大好きだったお話。出てくる道具はタイムマシンだけ。道具ではなく、アイデアで読ませる作品。まっさらな状態でもう一度読んでみたい作品の一つだ。 大魔境のオチにも通じるが、こっちはコミカルでシュール。やっぱり予約は先にしないとダメね。
0033 のろのろ、じたばた 小三71年03月号 5巻 16
クイックとスローというそのまんまな名前の薬を飲むと、気持ちも動きも速くなったり遅くなったりする。この「気持ちも」ってとこがポイントね。せっかちになったり、のんびりになったりする。動きは速いけど雑になったらあんま意味がないような…。使いづらい!
0034 タイムマシンで犯人を 小四71年04月号 15巻 10
タイトルどおり、犯人探しのお話なので、これも一応ネタバレしないほうがいいね。 とはいえ、2つ前の0032と比べると意外性が少なく、ちょっとありがちな展開に思えた。 タイムマシンネタはこれからもたくさん出てくるので、贅沢なこと言ってみた。
0035 うそつきかがみ 小四71年05月号 2巻 10
ストーリーよりも鏡に映ったママのほうがもしかしたら今は有名かもしれないね! しかし、なぜうそつきかがみはうそをつくのか。後天的なものだったら、さびしい子なのかもしれないねぇ。うそを映すまでは機能だとしても、言葉までうそをつく必要はないもの…。
0036 あやうし! ライオン仮面 小四71年06月号 3巻 14
これもタイムマシンものといえる。出来はやっぱり0032より劣るかな。ただ、ライオン仮面って漫画が気になって、印象に残っているお話。弟のオシシ仮面はわかるとして、いとこのオカメ仮面って。もう関係ないじゃん! この続きも読んでみたかったな。フニャ子先生がいい味出してる。しかし、当時の売れっ子漫画家って何誌も連載を持っていて、常に締め切りに追われていたんだなあ。こなせるほうがすごいってレベルの超人だわ。
0037 かげがり 小四71年07月号 1巻 12
影を切り離して30分以上たつと影が意思を持ち始めるっていうのが、子供のころは少し怖かったなあ。ふすまにのび太がぶつけられるところ、のび太の腰が切れてて、それも怖かった。あれ、何でだろう…。 それはともかく、最後のドラえもんの機転がすばらしい!
0038 アリガターヤ 小四71年08月号 プラス3巻 12
これをつければすべての言葉がありがたくなるという道具。ありがたいだけでなく命令もできるんだから万能過ぎ。 のび太が調子に乗るパターン。ドラゴンボールが強さのインフレなら、ドラえもんはドタバタのインフレ。野球の場面で投手スネ夫、捕手ジャイアンはレア。

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