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ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その3(0039〜0057話)

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集1巻その2

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

【ドラえもん1(3/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1961年生まれ(1968年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」
0039 ロボ子が愛してる 小四71年09月号 2巻 12
このお話ののび太、何だか、うん。現代にふえてる属性って感じがするよね。現実でロボ子を発明するのも日本人って気がするし、この発想は今も昔も変わらないってことなのかな。 ここへきてのび太の母親の呼称がママになった。71年にはもう一般的だったのかな。
0040 ドラえもんの歌 小四71年10月号 14
ジャイアンの歌が初めて出てきた。年代でも初めてかはこれから読み進めるうち明らかになるだろう。今回のジャイアンはあくまで振りで、ドラえもんが故障してひどい歌を歌い出すというのがメイン。いっちゃってるドラえもんの目が1コマ1コマいちいちやばい。
0041 プロポーズ作戦 小四71年11月号 1巻 12
若かりしころのパパとママがすれ違い続けるとこ、見事過ぎておもろい。時計のくだりとか。パパの妹はレアキャラ、というかこれでしか出てこないんじゃない? ラストが素敵。「どっちでもいい」って、解決方法としてはある意味完璧だけど、なかなかできないもの。
0042 夜の世界の王さまだ! 小四71年12月号 6巻 14
そう、子供のころは夜起きていられたらどんなにいいだろうって思ってた! 夜は未知の世界だったもんな。紅白を最後まで観れるようになったのはいつだろう…あ、興味なくなるほうが先だったかも。現代だとこのオチは変わるかもね。夜できることがふえたから。特においらは引きこもって遊ぶのが大好きだから、この道具はやっぱり欲しい。
0043 勉強べやの大なだれ 小四72年01月号 2巻 12
あこがれの道具、おざしきゲレンデ。スキーはやったことないけど、子供のころはそれなりに興味があった。でも今はこの道具があってもやらなそう。ラストのコマがすばらしい。何で雪崩が起こったのかとか、何で出口に到達しないのかとか、ママのツッコミとか。
0044 のび太のおよめさん 小四72年02月号 6巻 10
解かれるジャイ子の呪縛。ついにしずちゃんがマドンナになりました。絵もちょっとかわいくなったような。ノビスケも初登場。このお話で描かれる25年後の未来に、どれくらい近づいたかな。72年の25年後だから、97年。とりあえず宇宙服は着てなかったな。
0045 ★ドラえもんがいなくなっちゃう!? 小四72年03月号 10
最終回。この学年はこのお話の載った四年生3月号でいったん連載が終わり、六年生で再開することになる。最も有名な「さようならドラえもん」と同じく、最後にはのび太がひとり立ちしようとするのだが、やはりあちらのほうが物語としては上かな。
★再開の予告 小五73年03月号 2
ドラえもんのいない五年生って、どうだったんだろう。この絵ののび太を見る限り、割と平和に過ごしていたのかなって気もする。
0046 石ころぼうし 小六73年04月号 4巻 10
メジャーな道具きた。この学年の六年生1本目ということもあるのか、なかなかメッセージ性の強いお話だ。 でも、今でも欲しくなる道具の一つなんだよね。存在を消せる方法が、死以外にあるのは救いになり得ると思うんだけど。気軽にオンオフできるなら、なおさら。
0047 してない貯金を使う法 小六73年05月号 4巻 10
こちらもまたメッセージ性の強いお話。最終コマのドラえもんの顔…というか目が、0046と全く同じで怖い。 個人的には、もうちょっとギャグが強くて、ふと気づいたらメッセージがあるというのが好きだなあ。解釈もいろいろできたほうが好きだ。
0048 N・Sワッペン 小六73年06月号 2巻 10
ギャグが戻ってきた。磁石についての部分が教育的といえばそうなのか…? いや、小六ではもうとっくに習ってるか。ま、教育的かどうかはともかく、磁石の特性をうまく生かした作品であることは確かだ。今回の敵役はジャイアン。スネ夫の腰巾着っぷりもそろそろか?
0049 ママのダイヤを盗み出せ 小六73年07月号 7巻 10
ママも人間で、みんな昔は子供だったってことだよね。こういうテーマは大好きだ。最後、のびドラはママをからかうけれど、それは皮肉ではなく、優しさとも解釈できる。人の欠点を優しく受け入れる視点というのは、人間関係を築く上で最も大切なことだ。
0050 珍加羅峠の宝物 小六73年08月号 15巻 10
宝探し…これまた子供心をくすぐる題材だ。毎週のように祖父母の家へバスに揺られて遊びに行っていたのだが、道中はずっと山。で、時々一本杉みたいなのが見えたりするわけ。大人になったら途中下車して掘り起こしたいと思ってたんだけど…。子供だからこその夢。
0051 怪談ランプ 小六73年09月号 2巻 10
絶対にいらない、この道具は! 霊は信じてないけど、怖い話っていうだけで苦手なの! いや、むしろ話したことが現実になる時点で、霊がどうのとか関係ないわけだから、ただおびえるだけじゃない。その怖さは現実に対しての恐怖じゃないか。恐怖は極力拒否!
0052 月給騒動 小六73年10月号 プラス2巻 10
タイムマシンのドタバタ。この展開、多いなあ。知らなくても展開が読めてしまいそう。それはともかく、月給が手渡しっていうのが時代を感じる。そんなん落とした日には…。無事戻ってきてよかった。あと拾ったのがお巡りさんでよかった。おいらなら…届けるよ、もちろん。
0053 未来からの買いもの 小六73年11月号 7巻 10
買うかどうかは別にして、このカタログを見てみたい。ドラえもんが持っていない道具満載なんだよ! でも残念なことに、この業者は悪徳だ…。買ったものは返品不可で、不具合が出ても公表しない。ブラックなんてもんじゃない。悪徳業者にはだまされないように!
0054 一生に一度は百点を… 小六73年12月号 1巻 10
コンピューターペンシル…DVD回収騒ぎ…。それは置いておいて、このお話ののび太はほんとえらい。ドラえもんの冷たい視線があったのもあるけど、自分で気づいて、自分で決めたんだから。大人になっても誘惑に負けることは多いからね。自戒せねば。
0055 いやなお客の帰し方 小六74年01月号 11巻 10
このお話好きだった! 空間ひんまげテープの説明を真似て、実際に紙を切って、ひねってくっつけて、線を引いてみて。ドラの説明どおりになって、感動したなあ。でも、うらおもてなしのノッペラボーって形容は今でも意味がわからない。ノッペラボーの部分が!
0056 出さない手紙の返事をもらう方法 小六74年02月号 2巻 10
これは欲しい道具。でも、手紙はまず書かないから、メールで同機能のものがあるといいな。大人な対応メールを打つ前に、皮肉たっぷりのメールで実験して溜飲を下げるとかさ…。不健全だな。でも人間関係を円滑にするためには、ね。大人ってやだな。
0057 ユメコーダー 小六74年03月号 プラス5巻 8
第1巻最終話。つまり、この年の六年生最終話。しずちゃんの理想の人物になれと励ますドラの言葉は、卒業を控える子供たちへのエールなのだろう。子供のころの夢っていいねぇ…。いや、大人でも何とかしがみついて、子供のころのような夢を見てやろうって思うけどね!

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