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ドラえもん全話制覇!〜全集2巻その2(0073〜0096話)

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集2巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集2巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

【ドラえもん2(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1962年生まれ(1969年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0073 ロボット・カー 小三71年04月号 7
3年生スタート。てんコミ未収録で、これも何か記憶があるような。車がとにかくかわいい。おせじに気をよくしたり、ほかの車に一目惚れしたり。擬人化というと今のオタク文化にも通じるものがあるのかもしれないが、萌えではないのが大きな違いかな。
0074 ★たねのない手品 小三71年05月号 6
初単行本化作品。道具名わかんないな。ものを出す手品をすると、勝手にどこかから持ってきてしまうというハンカチ。シチュエーションが違うだけで、とりよせバッグと同じような感じかな。ラストのコマ、のび太の部屋の前の廊下にいるおばさん、だれ!? ママとは別人!
0075 スケスケ望遠鏡 小三71年06月号 4巻 7
ここから先はほぼてんコミ収録作品。タイトルからして男の子たちが喜びそうな道具。ラーメン大好き小池さんが出てきたと思えば、ポパイみたいな刺青のある奥さんとひ弱そうな旦那さんが喧嘩してたり。しかし、やっぱりしずちゃんのお風呂シーンは欠かせないみたいね!
0076 アベコンベ 小三71年07月号 4巻 8
このお話大好き! 触ったものがすべてあべこべになるという道具で、うまく使えばいくらでも有効活用できそうなのに、のびドラはしょうもない使い方ばかりする。特にドラえもんがおかしくなった後の1コマは、圧巻のあべこべっぷりで、全登場人物で笑える。ブログにまとめて気づいたけど、0085の「コベアベ」といい、ものごとを逆さまにするのがF先生は好きなんだな。
0077 宝くじ大当たり 小三71年08月号 5巻 8
当時の1等が600万円、今だったら1億円!? これは悔し過ぎるよな〜。パパが当たりくじを人にあげないように画策するのも法律違反なのかなあ。ってか、くじを売ってもらった人も何割かパパにあげそうなもんだけど。じゃないと、人間関係にひび入るよね。
0078 黒おびのび太 小三71年09月号 5巻 8
しめるだけで柔道が強くなるブラックベルト。人生で人を投げ飛ばしたいと思うことってそんなにある? ひどい目に遭わせたい人間はいても、投げ飛ばしたいとは…。もっと陰険にいきたい。ラストのコマ、パパはご立腹だしめっちゃ質素なんだけど、ご飯がすごくおいしそう。
0079 石器時代の王さまに 小三71年10月号 7巻 14
原始時代の神様の概念って、論理的に説明できないことを無理矢理説明するためのものなんじゃないかなって思う。それが体系化されたのが宗教で、原始時代はまだそこまでいってなさそう。だから、現代人が見せる技術はパニックを起こすだけのような気がする。これは文字数制限で説明不足かな…。このお話の設定では、原始人たちは文明的に劣っているものの、頭脳は現代とあまり変わらないように思える。そうなると、自然災害などの大きなものに関しては「神」で納得するとしても、より身近なところでは結構リアリストだったのではないかと思うんだよね。だから、ドラがマンモスを一発で仕留めたとしても、尊敬より恐怖のほうが勝るんじゃないかな。…ってこれでもイマイチうまく説明できてないか…。
0080 お天気ボックス 小三71年11月号 10巻 8
天気を自由に操作する…、夢である。しかし、もし技術的に可能になっても、個人の都合で天気をころころ変えることはできんよなあ。やっぱ大災害が起こり得るときじゃないと許可がおりないよね。ということは、遠足前日のてるてる坊主は、未来永劫続いていくのだ。
0081 メロディーガス 小三71年12月号 4巻 8
下品だ! だがかなり好きなお話だ! のび太が歌う(?)詩がいちいちおもしろい。そして、名台詞、歌に聴き入るしずちゃんの「ヘ長調ね」。この道具を使うと、必ずヘ長調になるのだろうか。だとすれば、道具の発明者のこだわりと遊び心はすべての制作者が学ぶべきだ! そしてもちろん、F先生のこだわりと遊び心もね!
0082 お金なんか大きらい! 小三72年01月号 16巻 8
おいらもキライです。だって、学生時代のほうがお金あったレベルで貧乏だもん! ただ、この道具、お金だけが対象じゃないみたい。つまり、欲しくなくなるほうは人からもらうことができないのだから、もう一人で生きていくしかなくなるのだ。意外と怖いぞ、これ。
0083 いつでも日記 小三72年02月号 10巻 8
いつのことでも、事細かに日記が書けるという道具。いいなあ、ライフログの決定版じゃん! さらに、未来のことも書けるというのがすごい。でも、未来日記と違って運命は変えられないのよね…。わかっていて遭う事故と、知らずに遭う事故と、どっちが幸せなんだろう…。
0084 物体瞬間移動機 小三72年03月号 8
てんコミ未収録だが、これも記憶あり。名前のとおり、ものや人を持ってこられる機械。別名ドロボー機というのも納得だ。どうかなー欲しいかなあ。あれば便利だけど、ちょっと大き過ぎるんだよね。そう考えると、転送装置としてはどこでもドアに勝るものはないな。
0085 コベアベ 小四72年04月号 1巻 10
頭で考えていることと逆のことをさせる笛。便利に見えるが、そんなに欲しくないな。周りの人に、自分の思いどおりに動いてほしいわけじゃないもん。のび太が調子に乗るパターンではあるけど、いい結果も招いたので…オチはかわいそう。でも、素のママの表情に笑ってしまう。
0086 スーパーダン 小四72年05月号 3巻 10
スーパーマンじゃなく、スーパーダン。Manと男をかけたのかしら? 未来のおもちゃだっていうけど、限度を知らない子供には危なそう。のび太も調子に乗ってひどい目に遭うし。それにしても、未来でも人気のスーパーダンってすごいな。200年人気のキャラ!
0087 おはなしバッジ 小四72年06月号 3巻 10
初めて批判的なことを書かねばならぬ。扉絵のカメはウミガメであるべきなのに、足がリクガメなのである! 昔話のバッジをつけると、そのお話と同じことが起きる。なかなか楽しそうだ。バッドエンドでなければだが、おもちゃなのでそんなにひどいことにはならんはず。
0088 ゆめふうりん 小四72年07月号 2巻 12
将来の夢がガキ大将。人の夢を否定したくはないけれど、さすがに残念過ぎると思っていた。だが、実際ガキ大将になれたときののび太の「あちまれェ」のうれしそうなこと。そこまでなりたかったんなら、仕方ないか。でも、あやとり…、やっぱりガキ大将の器ではないよなあ。
0089 ぼくの生まれた日 小四72年08月号 2巻 11
のび太のパパとF先生とを重ね合わせて読んじゃう。こんなお父さんだったらいいなーって思うお父さん像なんだよね。本当にこういう父親っているのかな? 社会的な義務感は関係なく子供を愛せる父親ってステキだなあ。ドラえもんの道具より欲しいかも。
0090 悪運ダイヤ 小四72年09月号 8巻 11
悪いできごとを、ダイヤを持っている人に移せるという道具。「目には目を」するにはいいね。けど、ひどいことをする人間って、人の痛みと自分の痛みを同等のものとは考えられない。だから、「目には目を」でも学べないだろう。そう考えると嫌がらせにしか使えない道具だな。
0091 友情カプセル 小四72年10月号 4巻 10
名言、「機械で友だちをつくるなんて、かわいそうだね」。このときののびドラの表情が何とも言えないんだよな。しかし、壊れたコントローラーを直せるスネ夫って、かなりすごいと思うんだけど。他人を見下さず謙虚にいれば、友だちはできると思うんだけどな。
0092 世界沈没 小四72年11月号 4巻 12
大好きなお話だけど、道具名覚えてなかった。「イマニ目玉」か。すごい名前だな。現実かどうかの区別ができないくらいってのは、ある意味すごい才能だよね(ぼかして書くのむずい)。ドラえもんももう少し検証して行動に移れば、あんな被害はこうむらなかったのにな…。
0093 この絵600万円 小四72年12月号 6巻 12
未来の道具を使ってお金もうけしちゃダメなんじゃ…。のびドラ、ノリノリで犯罪行為に手を染めようとしている。しかし、芸術って難しいねぇ。おいらでも買うとしたらあの絵にするかもしれない…わかんないもん。色がついてたら違う印象になるかもしれないけど。0077で宝くじの1等が600万円だったから、今だとやっぱり1億円レベル…? 確かに犯罪に手を染めたくなる…。
0094 温泉旅行 小四73年01月号 6巻 10
室内旅行機、これはちょっといいね。本当にあるものを見えなくするのはまだ無理だとしても、風景を映すことは既に実現可能なんじゃないかな。しかし、ラストのパパ酔ってるのかなあ…あの仲居さんに「あんた映画じゃないの?」って、相当回ってると思うんだけど。
0095 大きくなってジャイアンをやっつけろ 小四73年02月号 プラス2巻 10
これ印象薄いなーって思ったら、プラス掲載だったのね。全集でしか読んでないから薄かったんだ。冒頭のドラえもんとのび太の寸劇がおもろい。変な道具ばっか出すドラと、「ほんとはあたし女なの」って言い出すのび太。オチは想像どおり。
0096 未来世界の怪人 小四73年03月号 4巻 10
このお話、ミステリータッチで、オチを知っていても読むたびにドキドキした! ドラえもんを介さないで未来の道具…夢だわ。次々に道具を出してやりたいことを実現していくジャイアンが正直うらやましかった。あと、映画では定番の空気砲やタイムパトロールが出てくる。

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