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ドラえもん全話制覇!〜全集9巻その2(0563〜0586話)

 

9巻の3〜4年生分。

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このページは何?

詳細はこちらに書いてあるとおりだが、ここは藤子・F・不二雄大全集のドラえもん全巻(短編20巻・長編6巻)を読み尽くすという企画のページである。
Twitterで1話1ツイートの感想などを書き、それを表にしてまとめた。
1巻で1記事にすると長くなってしまうため、数回に分けた記事になっている。

ドラえもん全話制覇!〜全集9巻その1
ドラえもん全話制覇!〜全集9巻その3

そのほかの巻は、こちらのまとめページで。

 

表の見方

No. 便宜上つけた通し番号(カウントは物語のみ)
タイトル 全集目次のタイトル(別タイトルのあるものは併記)
初出掲載誌  初めて掲載された雑誌名と出版年月
てんコミ てんとう虫コミックスでの巻数
ページ数 ページ数 

★は単行本初収録作品(公式より)
表中の赤字はブログにまとめる際に追記した文章。

 

【ドラえもん9(2/3)まとめ】
No. タイトル 初出掲載誌 てんコミ ページ数
(続き)1969年生まれ(1976年度入学)の小学生が読んだ「ドラえもん」(続く)
0563 百苦タイマー 小三78年4月号 18巻 8
ドラえもんの道具は何カ月に1度点検する?って問題が出たら、きょうからは答えられるぞ! こんな設定覚えてなかったな。セワシくんは約200年後から来たはずなのに、何で100年後に寄ったんだろうと思ったけど、あれもそれも100にちなんでるってわけね! セワシくん200年後は言い過ぎか。ドラえもんの生まれた年で計算しても、2112年から1978年で134年後。何で100にちなんでるかっていうと、この月で連載100カ月目だったからなんだって!
0564 テレパスロボット 小三78年5月号 7
てんコミ未収録作品。風邪をひいたのび太にドラが出した、要は介護ロボット。テレパシーで何でも望みをかなえてくれるので、当然のようにのび太は怠け出す。これ好きだな、改心したのび太だったが…というオチ、特にラストの対比。てんコミ未収録はもったいない。
0565 のび太の部屋でロードショー 小三78年6月号 18巻 7
NO MORE映画泥棒のカメラ男が頭をよぎる。しずちゃんには映画の券を2000円で売りつけたのび太、ジャイアンには後楽園球場の1年定期を100円で…人を見てるな。大スクリーンのオチ、いいよね。みんなが爆笑して読んでいるドタバタくんというマンガも気になる。マンガはやっぱクスリと笑う感じで、あそこまでの大爆笑はしたことがないから、読んでみたい。
0566 ムリヤリトレパン 小三78年7月号 17巻 7
パパがひどい目に遭うシリーズ。10キロ走らないととまれないという迷惑なトレパン…運動しなきゃとは思うけど、欲しくはないな。この手の道具は目標を達成するまで脱げない、外せないってことが多いが、これは脱げる模様。ブリーフ1枚で泣きながら走るパパ…。
0567 ひい木 小三78年8月号 18巻 7
これは子供のころ欲しかったな〜。もちろんひいきってのは、人間だから仕方ない、どうしても好き嫌いはあると、大人になればわかる。だが、今振り返っても小4〜6でずっと担任だったあいつはひど過ぎた。家庭環境で見てたってことも、大人になってわかったことのひとつ。
0568 季節カンヅメ 小三78年9月号 44巻 7
てんコミ44巻収録。どの季節が一番好きか聞かれたら、おいらは断然秋! 食欲の秋だから?とか聞かれそう。まあ、それもあるけど、違うわ!と言っておく。やっぱり秋のさびしい感じ、情緒のある感じがいいね。春もいいけど、スタートっぽくてちょっときれい過ぎるから。
0569 アスレチック・ハウス 小三78年10月号 19巻 7
今度はドラえもん(プラス、ママとお客さんも)がひどい目に遭うシリーズ。3人が奮闘する様子がおもしろい。ラストなんか、ママは白目をむいているし。逆にのび太が空気というか、最初と最後しか出てこない。これはかなり珍しい展開なんじゃないかな。
0570 ありがたみわかり機 小三78年11月号 19巻 8
これはちょっとマジメな理由で欲しいかもしれない。本当に自分に必要なものを見極めるために使うの。んで、見極めた上で、不要なものを断捨離するのかといえば、そうじゃないんだけどね。無駄でもあるべき場所にあることが大事。つまりは、人生は道草。飛躍し過ぎ?
0571 百万ボルトひとみ 小三78年12月号 プラス4巻 7
プラス収録作品。タイトルだけだと知ってる気がしたんだけど、初読。ジャイアンがまた女の子化する。アリスの曲は1万ボルトだっけ? その100倍となるとビビビ婚どころじゃないのかもね! 古いネタを仕込んでみたけど、アリスはそんなにリアルタイムじゃないぞ。しかも、調べたらアリスの曲じゃなくて、堀内孝雄のソロ曲だった。でも谷村新司作詞。ややこい。
0572 実物立体日光写真 小三79年1月号 20巻 7
子供のころあったね、日光写真! そうそう、大切に使ったよね、スネ夫の気持ちがわかり過ぎる。ドラが出してくれたのは3Dプリンタみたいなもんで、それはそれでおもしろそうなんだけど、今となってはノスタルジックな普通の日光写真にひかれてしまうな。
0573 初日の出セット 小三79年2月号 プラス6巻 7
プラス収録作品。これも知ってると思ったけど違った。あれはぐーたらお正月セットか。あっちが理想の正月過ぎるので、こちらは薄く感じてしまう。ちなみに、おいらは人生で一度も初日の出を見たことがないんだよね。初詣とかも行ったことがない。お年玉は今でも欲しい。
0574 空気ブロックせいぞう機 小三79年3月号 7
てんコミ未収録作品。そのまんま、空気ブロックをつくれる機械。透明なので見えないのが難点。何となくマリオを連想するけど、79年の作品なので、もちろんマリオより前のお話。届かないところにあるコインとか、現実にもあればいいのにな。届かぬは夢ばかり。
0575 だいこんダンスパーティー 小四79年4月号 21巻 10
遺伝子操作でいろんな植物をつくるのだが、オギャー!みたいに怖いのは出てこない。そこが少し物足りなく感じてしまう。ドラえもんが好きなのって、夢=未来に対する希望を描いているのと同時に、冷めてたり、シュールな視点があるとこなのよね。
0576 お金がわいて出た話 小四79年5月号 18巻 10
借金は財産です。いや、実際、死ぬまで小切手を切り続ければいいじゃんと思うんだけど、金利もつかないなら、先行投資すべきでしょ。それとも、一生で稼ぐ金額を使ってしまったら、不渡りになっちゃうのかな? あの道具にそこまでの未来予測機能があるんだろうか。
0577 きりかえ式タイムスコープ 小四79年6月号 27巻 10
優柔不断なので、ぜひとも欲しいっす…。日々の選択で結果が大きく変わるとは思えないけど、大きな決断のときには有効活用したいな。今のおいらだと、外で働くべきか否かが大きな決断だな。否のほうがよさげだったら、少しだけちゃんとした服は全部捨てる!
0578 未来の町にただ一人 小四79年7月号 21巻 19
物語としては、未来なのに日常に帰結するというドラえもんらしい展開だが、未来も夏休みにどこへも行けない野比家、一方で友人たちは…みたいな序列があるのは想像したくないな。とはいえ、今からだとたった110年後の未来。人類は働いてるかな、国境はあるかな。
0579 チッポケット二次元カメラ 小四79年8月号 20巻 10
カメラで撮った物体が写真の中に収まってしまうという、完璧な収納方法。本を自炊するのと感覚は似てるけど、必要なときはその本のまま戻せるんだもんな。それこそ、結構なスペースが必要なドラ全集を何とかしたい。おいらの場合、写真をなくしそうだけど。
0580 お化けツヅラ 小四79年9月号 プラス3巻 10
プラス収録作品。初読だが、うーん、F先生の作品にしては珍しく行き当たりばったりの展開だなあ。特に後半は、急に道具が壊れたとか、オチもそんなのあり?って感じ。短い中でもきっちり伏線を張って回収するのがF先生の得意パターンと思ってるので、これは微妙。
0581 税金鳥 小四79年10月号 22巻 10
大人になって読むとまた違った味わいのあるお話だな…。ただ、このお話は、税金の使い道よりも、とにかく回収するとこに重きを置いている。だからまあ、考え過ぎずに読めるといえばそうなんだけど…。実際の税金だって、使い道が納得いけば問題ないはずだもんね、本来。
0582 超大作特撮映画「宇宙大魔神」 小四79年11月号 20巻 22
これ大好きだったお話! てんコミ20巻を何百回も読んだのは、このお話が収録されていたからってくらい。22ページの長いお話なので、映画づくりの様子が丁寧に描かれている。何度読んでもワクワクしたものだ。ジャイのくだりはわかっていても爆笑。文字数の関係で爆笑と書いたが、やっぱりクスリと笑う感じ。ジャイアンに対する演技指導がいい。
0583 ドラキュラセット 小四79年12月号 21巻 10
血を吸い取るんじゃなくて、記憶を吸い取るドラキュラになれる道具。不潔な人に吸いつくのはやだなあ。ジャイアンみたく、顔中泡だらけにされても起きない人ばかりじゃないだろうし。でも、そもそも、だれかの記憶を消したいってことがあまりない。せいぜい犯罪利用。お釣りもらってない詐欺とか。
0584 雪アダプターいろいろあるよ 小四80年1月号 26巻 10
なぜ雪だるまをつくることがあんなに楽しかったのか。今だと寒い、冷たいが勝ってしまう…。いや、でも友達と遊びついでだったら、今でもわいわいやってしまうか。一人で部屋にこもってるからなのか。でも、寒いし冷たいし、外に出たくないよぉ。
0585 万能グラス 小四80年2月号 プラス4巻 10
プラス収録作品。壁を突き抜けてどこまでも見られるメガネ。近所どころか、世界までも。アメリカの大統領がカーターさんなのが時代を感じる。寝ながらにして「戦争はやめましょうね」とか言ってるのび太もすごいな。人が死んでようが、映画感覚になっちゃうのかねぇ…。
0586 材質変換機 小四80年3月号 25巻 10
いろんなものを紙でつくって材質を変えれば、家具にだって日用品にだってなるじゃん! 不要なときは紙に戻してたたんでおけば、スペースもいらない! 重いものも、紙や風船にしてしまえば持ち運びも楽ちん! でも、いろんな法則を無視した道具だから実現は厳しいか…。

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